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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

みんな違ってみんないいとは?

「みんな違ってみんないい」

金子みすゞさんの詩の中に出てくる・・・・

 

それを「障害」児教育やジェンダー論や・・・

その他のところでも講演などでも・・・よく聞く言葉

になってきているなーーーって思う。

 

最近・・・公開収録に行った際にも

「海外の特別支援教育に学ぶ」ってところから・・・

フィンランドやオランダに視察に行った際の教育の在り方の

話の中から・・・オランダの話になったときに・・・

この言葉が講師の先生から出てきた

 

「みんな違ってみんないい」

 

この本来の教育が担う部分とは?

本当に・・・日常の中で培っていけているのだろうか?

 

話を聴きながら・・・

建前上はそういうし・・・そうあってほしい・・・って

いう願望であって

本来日本の教育システム自体が・・・

それを学べる環境になってはいないのだ・・・って

話を聴きながら痛感した。

 

まず教室に配置する教員の人数が違う・・・

教室の中にいる1クラスの人数が違う・・・

主要教科での人数配分が違う・・・

 

教室に朝来た時の・・・子ども達を迎えるシステムが違う・・・

 

どこがいいとか悪いとかの評価ではなく・・・

 

「みんな違ってみんないい」ってことに関して取り出したとすると

海外で学ぶ子どもの方が・・・より早く・・・

 

「人はみんな違う」「それぞれの当たり前がある」

「自分は自分でいい」「ありのままを大切にしたい」

きっとそんな感情を早くに抱けるであろうと感じた。

 

教室の中では編み物をしながら授業を聴いている子

バランスボールに座って勉強している子

椅子に座らず床に座って聴いている子・・・

イヤーーマフをしている子・・・タブレットを出している子

様々なスタイルで勉強をしているそうだ・・・

 

まーーー日本のように全員が前を向いて先生の話を聴く

っていうスタイル自体が・・・

あまりない・・・学習スタイルって

言うことも大きい特徴であるともいえますかねーーー

 

視察に行った日本人の先生方の子ども達に聴くことは

 

「なぜ編み物をしながら聞いているの?」

だったり・・・

「バランスボールになぜ?座ってるの?」

だったり・・・

日本の教育そのものを物語っているなーーーって感じもの・・・

 

子ども達は

「なぜ?そんなことを聴くの?」って

不思議な感じらしいのだけど・・・

それでも答えてくれる・・・

「私は手を動かしながら聞いている方が集中できて話が聞ける」

「机やいすのがたがた音が嫌い」

ってな具合い・・・

 

だから・・・

周りも自然と・・・

 

「あの子はそういう子」「あの子は○○が嫌い」

 

ってことが自然と入ってる・・・

それぞれの「苦手」やそれぞれの「心地よさ」が

自然と理解しあえる・・・

それは同じ空間で同じ時間を仲間として過ごしている

時間が共有できているから・・・

 

またそれぞれが同じ時間を共有する仲間の

「今日」を知ってるから・・・

クラスに入るときに今日の自分の心身の状況を表情カードで表示する

ってことを毎日やる

(日本では健康観察みたいなものかなーーー)

健康観察って体が主だよねーーー

でも海外は・・・その日の自分の状態ってことを告知する・・・

いろんな子どもがわかりやすい取り組みでもあるなーーーって

感じました。

 

「みんな違ってみんないい」

なかなか・・・深い学びの言葉・・・

考える機会になりました。