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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」死ぬ前に残しておきたいもの

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私の日常の中で・・・3人のきょうだいの在り方を

小さなころから見てきました。

一緒に遊んだり、手を繋いだり、宿題を一緒にしたり

同じものを見て笑ったりしているのをみると、

幼い3人の在り方がずーーーっとこのままでありますように・・・

と願いながら・・・

とても幸せな気持ちになっていました。

全員が成人し、大きくなった今は

私がいなくなっても、きょうだいで同じ魂のようなものを感じながら
お互いが思いあって生きていけたらいいなーーと・・・
そんなことを思うときもあります。

年齢を重ねてくると・・・親亡き後の子ども達のことを意識しながら

自分の人生のことを考えるようになりました。

「私が死ぬまでに子どものためにすべきこと」は何なのかなーーーって

考えていくときに・・・今後まだ増えていくかもしれませんが、

これだけは残せそうだし残しておこうと思っています。

 
  • 繋がり
  • 頼る力
  • 自分も他人も認める力
  • オープンウェンレター
  • エンディングノート

ひとつ目は、繋がりを作っておくことです。

繋がりとは「「障害」を含め子ども達をよく知っている人達」のことで、

要は支援者・・・応援者というところでしょうか

私は、子どもの「障害」を隠さないように育ててきました。

(見た目にわかるところもありますが・・・)

見た目には分からぬ「障害」のことも・・

 

・「障害」への理解が広がる

・「障害」への偏見が減る

・「障害」と付き合っていく生き方がある

・「障害」について知る人が増えたり、支援方法や応援の手立てを知る人が増える

 

この子達は支援さえあれば大丈夫なんだと・・・

支えあうことで生きていけるんだと

より多くの人たちへ理解が深まるといいなあと思っています。

だから、私がいなくなっても、

この子達のことをきょうだいを含め、

気にかけてくれる人がたくさんいるといいなーーー

と願いながら行動することでそのようになってきました。

 

ふたつ目は、頼る力です。

何事もないときは、周囲に頼る人がいる重要さを忘れがちです。

でも、何もないときからのリスクマネジメントは重要

調子が悪いときや困ったときに

「助けてください」「困りました」「相談したいです」

と頼る力をつけておくってとても大切なことだと思うんです。

それには気持ちを伝えれる生き方や、困っていることを恥ずかしがらずに

言える力が必要になってきます。

それは「障害」があろうとなかろうと・・・

1人で自分のキャパ以上のことを抱え過ぎてしまうと心身共に壊れてしまうから・・・

日頃から

「誰でも失敗はある」「誰でも困る事はある」

「いつでも手伝うよ」「困ったら誰かに相談するんだよ」

と声をかけていますし、自分自身もそうすることで

子ども達もまねっこしていきます。

そして、私も子ども達に頼るようにしています。

「今日疲れたから、食事つくってくれる?」

「疲れたから少し仮眠させてくれる?」

と、自分自身がお手本になる行動をとるようにしています。(笑)

 

3つ目は、自分も他人も認める力です。

毎日を過ごすうえで

「自分はこれでいいんだ」「自分は価値がある人間なんだ」

と自分を認めていけることほど・・・自信になる心強いものはないと思います。

「人と自分は違う」「違うから、助け合えるんだ」

と思えれば・・・

生きていく上で他人との間に生じるストレスを減らしていくことができると思います。

たくさんのことにチャレンジして欲しいし・・・
他人のことも応援できる人であってほしい。

チャレンジしたい気持ちはきっと生きていく上で大きな励みになります。

「「障害」があるから」と言う理由で・・・多くのことを諦めないで欲しい。

「「障害」があっても、誰かの役に立てる」

「「障害」は不便だけれども、決して不幸ではない」

と前を向いて生きて欲しい。

そんな風に生きていけるよに声掛けをしながら、子どもたちと過ごしてきました。


4つ目は、子どもにあてたオープンウェンレターです。

これを読めば・・・「生きる勇気が沸くもの」にしてあげたいなと思っています。

私はいつも「ずっと味方だよ」と言い子育てをしてきました。

そして・・・他界した祖父母のことについても

「目には見えないけれど心で繋がっているよ、心で生きているよ」

と言っています。

そして、そんなことを思い出せるように

何か書き残したものを徐々につくっています。

 

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そして、最後はエンディングノートです。

エンディングノートと言うのは・・・

自分が意思疎通が取れなくなったり

他界したときの為に自分の記録を残しておくノートのことです。

家族に「障害」児・者がいる親にとってのエンディングノートは、

自分が他界した後に子どもたちのことを誰かに託し、

「障害」児・者が困らない様にしていくためのモノです。

エンディングノートの書き方については、様々勉強会などもあっているので

参加されてみてはいかがでしょうか?

 

まだまだ他にもある気がしますが・・・

あまりにも全部をこなそうとすれば・・・

忙しくなりすぎますので・・・

大人になればなるほど心配することは増え、不安も増え、悩みがなくなることも

ありません。

それを理解した上で、生きやすく・・・

そして笑って生きれる選択を繰り返して行ってほしいなあと思っています。

 

私はね、今でも時々言っていますが・・・

死ぬときにも伝えたいんですよ。

 

「あなたたちが・・・私の子どもで本当にしあわせだったよ」って。

「みんなみんなであってくれて・・・ありがとう」って・・・