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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児と共に~暮らしやすーーーーくなるために~教育と福祉3~

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んーーーー

 

「教育」と「福祉」・・・

 

この切り口でも・・・いろいろ・・・

思うことがある・・・

考えることがある・・・

 

随分前になるけど・・・

ある学校で全介助の子のことで

小学校に見学に何日か行くことがあった。

 

その給食の風景で・・・

特学から戻ってくるその子は・・・

迎えには友達が来る(多分、順番制??)

そして教室に入ってグループの席につく

(私たちは廊下から様子を見守る・・・

全学級が見渡せるように)

みんな友達としゃべったり・・・静かにマスクをして

待つ子も・・・

それぞれの待つ時間・・・

そこに支援員さんと本人も待つ・・・

給食が届いたら先に・・・

支援員さんが給食を切り分け準備

給食が始まる・・・

終わり少し前に彼女たちは出ていった・・・

(んーーーまだ終わってないのに・・・何で出るの??)

で給食時間は終了・・・

 

終わって・・・何日かして課題整理を夕方した。

そのトキに【給食時間】で疑問におもったことを整理・・・

 

「なぜ?クラスに子どもが

  入ってきたときに

     誰も声かけしないの?」

 

「班で食べるとき

  誰も話しかけないのはなぜ?」

 

「先生が食べさせたこと

         ありますか?」

 

「先生は、いつもは

   どんな声掛けをしてますか?」

(何にもしゃべらなかったので・・・)

 

「何だか風の様に入ってきて

  風の様に去っていったように

   感じましたが・・・

    いつもあんな感じですか?」

 

「なぜ時間前に支援員さんと

         出ていったの?」

(その時も誰も何も言わない・・・)

 

そんな感じのことだったかなーーー

 

学校の回答は

「あーーーなるほど・・・

    そんなかんじですねーー」

 

であったり

 

んーーーであったり・・・あんまり肯定的ではなく・・・

(私が感じた印象・・・)

 

「給食時間は指導の時間

  だから・・・

   そんなに一人の子には・・・」

 

とか

 

「そんなことは・・・

         なかなか・・・」

 

とか

 

「早く出たのは・・・

 そのあとが掃除で

  みんなに迷惑をかけるから・・・

    食べるのが遅いので・・・」

 

とか言われて・・・

 

「でも給食遅い子は

 他にもいるし・・・

  その子の安心のためにも・・・

  一緒に残って

 ご馳走様まで

 いてもいいのでは?

  掃除の時間前で出るのは

          いいのでは?」

といったりもした。

 

「子どもを学校に

      任せられない・・・」

 

保護者がそう訴え、学校に行かせず・・・

私たちにSOSが学校側から来たトキの話だ・・・

 

んーーー「行かせない」のは問題があるのかもしれないが・・・

(本人の意思確認なしに・・・)

 

何となく・・・その気持ちも理解できる感じもした。

 

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「給食の時間は指導の時間・・・

それならば・・・

先生が本人が入ってきたとき、

出た行くとき「あーーお帰り」

「行ってらっしゃい」も

あっていいと思うし・・・

個人的に食べさせるのはとか・・・

一人に関わるのは・・・

とおっしゃるなら・・・

支援員さんのとりわけ方や

口への運び方を意識付けできるような

会話だったり、

この子の存在を感じるような

声掛けはできませんか?

それも他の子達への

指導だと思いますけど・・・」

 

と話したことがあった。

 

これも「教育」

みんなへの一人一人の仲間を意識する

観察することの観る指導だと思う。

また、このきっかけで「福祉」に進みたい・・・と

思う子もいるかもしれない・・・

 

子どもの感性の豊かな時に・・・

とても素敵な言葉が飛び交い、ゆたかな関りがあり

温かい空気が流れていたら・・・

寛容な心も育ち・・・それは友達にも家族にも

高齢者にも・・・

さまざまな人につながるのではないか?

 

1人にずーーーーと時間を割いてほしい

といっているのではない。

ただ・・・この環境を充分に活用してほしい!!

そう思っているだけ・・・

 

「教育」の中に・・・子どもの様々な可能性の種が

たくさん落ちている・・・

ホントに見過ごさないよう・・・

踏みつけることのないように・・・

 

そう思った出来事だった・・・