私は「障害」児のわが子に出会って・・・
いいことも悪いことも・・・考えさせられることも・・・
泣きくれる夜も・・・不安や心配で眠れないときも・・・
たくさんの感情と付き合ってきた・・・
そしてこの子と出会ったおかげで・・・
私は・・・たくさんの・・・ずーーーーと考えてこなかったことに
向き合わさせてもらってきた・・・
きっと・・・私が・・・あまりにも世間知らずで・・・
人として未熟過ぎて・・・
この子が私のもとへ・・・
「もっと・・・人として考えなさい」って・・・
やってきてくれたのではないのかなーーーって思う。
私には・・・ずーーーと植え付けられた
「普通」って言う価値観があった。
産まれてきた彼女が「障害」児であったこと・・・
それは私の「普通」を覆される重大な出来事だと・・・
思ってた・・・
「あーーーこれからは・・・もう・・・
普通には・・・いけられない・・・」って・・・
あれもやらなきゃ・・・これもやらなきゃ・・・
先生から言われてるから・・・療育にいったら・・・また・・・叱られる
やらなきゃ！！やらなきゃ！！できない！できない！
私って「普通できることもできないの」
先生たちに言われるたび・・・指導を受けるたび・・・
どんどん私の「普通」は遠のいていく・・・
あっちでもこっちでも・・・どこに行っても私の「普通」はない・・・
「あの子は・・・もうできてるのに・・・」
そう言われ・・・
「あーーーなんでできないの・・・」
ここがダメなら・・・こっちで伸ばせば・・・
様々なことにチャレンジしてみる・・・・
でも・・・私の中には一筋の自信も生まれなかった・・・
そんなとき・・・近所を散歩していた私たち親子に・・・
子ども達がさーーーって駆け寄ってきて・・・
「赤ちゃん？何か月？」「わーーー小さい」
「お口になんでテープはっとるん？」「なんで鼻がそんなに大きいん？」
・・・って忌憚なく聴いてきた・・・
「あーーーん－－－おなかの中にいるときにね
ケガをしていまれてきちゃって・・・手術をしてるんだよ」
・・・ってわかりやすく・・・って言葉を選びながら言ったら・・・
「わーーーそうなんやねーーー頑張ったねーーー」
「痛かったねーーー偉いねーーー」
って・・・さーーーっていなくなったと思ったら・・・
ひとりの女の子が・・・
「赤ちゃんが生まれるって大変なことだって・・・お母さんが
言ってた・・・死ぬこともあるって・・・
だから・・・良かったね・・・かわいいね・・・」
って言ってくれた。
私は・・・この時・・・子ども達の子の言葉に救われいて・・・
「あーーーいいなーーー」「もーーーありのママで・・・」
「この子は・・・この子だなーーー」って・・・
なんか方の力や体のいきみみたいなものが・・・
スー――って溶けていくのを感じたの・・・
そこから・・・私がとらわれていた「普通」ってこと・・・
それぞれの「価値観」ってこと・・・
本当に・・・じっくり考えるようになれてきたんです・・・
みーーーんな子ども先生のお陰様・・・
ここから・・・私の「普通」って概念がなくなっていったのでした・・・
