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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」保護者の鬱傾向、うつ病になる原因は?

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「障害」児を持つ保護者さん(特にお母さん)は、

うつ病あるいはうつ傾向にあるということが・・・

複数の研究結果でも明らかになっていますし、論文もたくさん出ているようです。

でも社会の中では
「みんなそれぞれ大変なんだからみんなで頑張ろうよーーー
なんていわれてきた保護者さん、たくさんいませんか?

メンタルが損なわれる原因は様々なのですが・・・

しっかりと掘り下げると

「自分の子どもに「障害」があるから」

ということだけではなく・・・そんな単純なものではないのです。

「障害」児が産まれたことは・・・誰も悪くない。

ハンデキャップのあるお子さんを持つ保護者は・・・

きっと人1倍頑張っていると思うし、

お子さん自身も生きづらさがある中・・・頑張り続けて生きています。

その頑張っている人たちが・・・

メンタルくずしてしまうのは辛過ぎる(T_T)

「障害」児と保護者さんにも楽しく当たり前に幸せに生きて欲しい・・・

そして身近にいる方で力になれる方、配偶者で思い当たることがあれば

少しでも心に留めて頂けると嬉しいです。

 

様々な「障害」の種類がありますが

薬で治る病気ではなく、先天性の脳の機能障害なので一生『治る』ことがない・・・

そんな日々に向き合っています。

お薬で生きづらさを和らげたり、療育やリハビリでの訓練で順応していくことはあっても『治る』ものではありません。

この事実をつきつけられたときの衝撃は・・・

多分みなさんの中でも、奈落の底に落とされた感覚があったのでは?と思います。

 

そして「障害」児・者は健常児といわれる子どもに比べると

圧倒的なマイノリティ(少数派)です。

よって、単純に考えると理解者が少ないのが現状です。

私もずいぶん暗闇の中を彷徨っていました。

中には診断が降りてから療育センターの療育に通うまで数カ月から1年くらい

ってざらですからねーーー。

なかなか友人や親族にもこの状況を話せなかったり

理解してもらえない、という悩みが続くことになります。

発達に遅れのある子のママさんは・・・

よくこんなことを言われたりすることが多いです。

「まだ出来ないの?」
「ちゃんとたくさん話しかけてる?」
「絵本をたくさん読んだら喋るようになるよ・・やってごらん」
「あなたのしつけがなってないんじゃない?」

「ちゃんと勉強してる?」

これ本当に言われてきた保護者さん多いです。

育児にはどこかで終わりが見えてきます。
「健常児」といわれるお子さんであれば、

小学1年生くらいからお留守番が出来るかもしれません・・・
自分のこともある程度・・・自分で出来るようになります。

「障害」の種類や程度にもよりますが・・・

「障害」児は・・・いや者になっても・・・

基本1人には出来ないこと多いです。身辺自立が難しいお子さんもいます。

これは育児の時期が過ぎ・・・もう介護のような状況です。
養育者は休む暇はありません。

睡眠障害のある子も多いです。よって眠れません。
親は基本的な自分の欲求が満たされないことも多いのです。

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子育てについては主な養育者に負担が偏ってしまう傾向があります。

子どもの通院、療育、幼稚園や就学先など進路について、

大体母親1人で抱えてしまうことが多いです。

「障害」の勉強をしたり、子どもの療育、進学先について調べたり、

多分普通の子育て+があります。

共有出来る人も会うくなく悩んで「孤独」になってしまう。
夫婦なら夫婦で一緒にやれば良いのですが

中には夫がノータッチ。

何が辛いかってこれが一番辛いと話す方もいます。

自ら動くことはない、問題が起きても特に対処しようとしない、

療育に関するものを作ったり準備するのも全部自分。

「障害」に関する勉強もしない。

勉強もしないので、対応を共有するにも時間がかかる。

よく見て見ぬふりさえする。
何てこと・・・よく聞きます。みなさんはいかがですか?

養育者が出来るだけ1人になる時間や休む時間を確保すること大事です。
預けることに罪悪感を感じてしまう方もいらっしゃいますが、

罪悪感など感じることは全くない。

好きなことをしたり好きなものを食べたり買ったりすることで

多少はご自分の欲求が満たされます。

欲求が満たされることでまた子どもときちんと向き合えることもできます。

これもまた家族理解・・・

中にはモラ夫の方もいて、、、その場合はなかなか難しいこともある。

ここも課題です。

自分がどうすることでストレスを発散出来るか?

クールダウン出来るか?を自覚しておくことも大事です。

私は人と話すこと、カフェに行くこと、美容室、体メンテすることで発散しています。

コロナ禍でなかなか会えないことがありますが、

オンラインお茶会、飲み会・・・今は便利ですよねーーー。

私は今は・・・助けを求めたり話すことが出来るタイプですが、

リアルでなかなかそれが出来ないという方もいます。

そんな方は・・・SNSを利用するのも一つです。
同じ境遇の人もいますし共感してくれる人もいます。

とにかく養育者の方も居場所作りが大事。

一番伝えたいのは、保護者さんたちも

『自分を大事にして』ということです。

自分を大事にすると・・・

きっと多少かもしれませんが・・・

自分のセルフマネージメント

メンタルを保つエネルギーが湧いてくると思いますよ。