人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児・者~本人たちからの宝物~

f:id:variouspeople:20200829200828j:plain

「障害」児者の中には

流暢にしゃべれる方も・・しゃべれない方もいますよね。

言葉があるにしても、言葉がないにしても、
「障害」児・者の方たちが、
自分のニーズはこれだと
きちんと自分なりの解釈をし、
人に伝えられることができる人が、どれだけいるのでしょうか?

そのなかで、私たち支援者が、
本人の思いや願いを見つめつかみ、解釈をし、
的確にニーズとして受け止め、
そこを表現できるのか否か・・・いかがでしょうか?
いくらプロ、専門職だとしても・・・
できていると胸を張って言える方が・・・

どれだけいるのでしょうか?

本人も伝えられず、
支援者も的確にとらえられず、
じゃあ、ニーズってどうすればいいのか?
という嘆きさえ、聞こえてきそうです。

ニーズの大元は、その方の自立かもしれません・・・

でもその前に・・・大切なことは
安心。安全だったり・・・
人間としての本来の権利だったり
本人主体、自由もあるかもしれません。

でも・・・周りや支援者自体が解釈を間違うと、

制限、努力、義務、従順・・・

そんなことばかりを求める。

そして、現実を見ると、
結局は支援者が楽になることや
管理しやすくなるようにと、
なってしまっているのではないでしょうか?

彼らは、なぜ、自然体で生きていては
いけないのだろう?

「障害」があるから
管理されるそれが当たり前だというのであれば、
それはおかしな話だと思うのです。

ニーズって何だろう?というよりも
ニーズというその人の宝物を
どれほど大事に私たちは扱っているでしょうか?
と、投げかけたいです。(私自身にもです)

人のものをその問題を課題を
自分のものではないからと、
適当に扱たり、見てみないっ振りをしたり
その結果がどうなろうと
知らんふりをしていませんか?

支援というのは、そういうものではないはずです。

彼らが、ニーズという宝を持ち、
そのニーズを手に入れるために、
支援をするのが私たちの仕事です。

ニーズという名を使って、
自分たちに利益になるような計画を立て、
本人にわからないようにと、
ことを進めているのであれば、
自分たちは、
支援者という仮面をつけただけの
支配者にもなりかねません。

先ほども言ったように、
何がニーズなのかがわかりにくいからという、
できないと理由づけをするべきではありません。

彼らからのなんらかの発信を、
私たちが正しくキャッチ!!受信し、
そのうえで、彼らの目線に気持ちに
自分の考えを置きながら
判断して行くべきことではないでしょうか?
決して手を抜いていいところではありません。

f:id:variouspeople:20200728194614j:plain

彼らは、自分の意見を持ちにくく、
今行われている支援が、
自分にとって良い支援なのかどうかも
よく見極められず、
嫌ともいえない、意思表現が難しい人たちである可能性が
非常に高いのです。(どんなに流暢にしゃべっていてもです)

そこに、支援者は自分の行動をごまかしてはいけません。

見ている人がいないからとか、私は担当ではないとか

私は見てなかった・・・なんて言い訳はいりません。

常に自分!!

「私には何ができるだろう」ですね・・・


彼らはわからないからと、
自分の仕事を、適当にするべきではもちろんありませんよね。

彼らにはニーズがあり、
それが個別支援計画とつながるのです。

彼らの人生は、周りの関わる支援者によって、
変わるといっても過言ではありません。

今一度、自分の捉えたニーズは、
これでいいのかと、自分に問うことです。

そしてわからなければSOSを出しましょう。

ひとりで抱え込まないでください。

本人の人生の主人公は、「障害」児・者その本人になるべきです。
プロとして、専門職ならば・・・なおさらのこと


再度、本人のそのニーズを宝物として大切に
とらえていきましょう。