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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」お子さんのチャレンジ~買い物編~

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私が「障害」児の子育てが始まって

小学校時代に考えたことは・・・この子の「将来」

どんな未来が待っているのか?何をしてあげれば幸せになれるのか?

そんなことばかりを考えていました。

その中の1つ・・・本人が生きていくために身に着けていくこと

「お買いもの」は、自立スキルの1つだなーーーの挑戦!!

ここ親御さんには、いろいろなお悩みがありませんか?

子どもを連れていくと、騒がれてーーー
とか、どこに飛んで行っちゃうか心配ーーーとか・・・

嫌いなものを買うと、あったところに戻してしまう。
とか、

何でも欲しがる。駄々をこねるーーー
とか、

できれば、一緒に行きたくない!!
というご家族も多くいらっしゃるようで・・・
施設や学校に行っている間に
買い物に行かなければ・・・と思われる方も多いようです。

この場合、まず、そういうお子さんには、
支援を入れることをお勧めします。

(私たちのときには福祉制度はなかったから・・・

協力者と考えながらやりました)

そのうえで、親御さん側が感じている
「困っていらっしゃること」をなくしたうえで、
買い物という機会を
一緒につくることが、
のちのち、家族にとっても、大きな「役割」となります。

たとえば、親御さんが病気になったちきに
買い物に行ってもらえたり、
自立という観点で、買い物ができれば、
一人暮らしも夢ではなくなりますよね。

まず経験値として
スーパーに行くこともしたことがないと、
スキル不足は否めませんから、
お家の手伝いができなかったりして、
親御さんだけが苦労を重ねる大変さを背負っていく

ことにもなりかねません。

また必要になったからと言って
そこから、経験させるということになれば、
時間もかなりかかります。

つまり、買い物に限らず、
生活するうえで必要なことは、
経験するチャンスをあえて、持つことだと思うのです。

学校や施設での買い物は、
実生活には遠いので、
やはり繰り返し、生活に密着したもので
経験を積んだ方がいいですね。
親から見た嫌な行動の支援の仕方については、
また別な機会にお知らせしたいと思いますが
まずは・・・

スーパーでどんな経験の機会をしてほしいかを
書きたいと思います。

物を買うという順番(行程)
 まずはかごを持って、品物を選んで、かごに入れて
 レジに並んで、お金を払って買うということ。
 レジでは待つこともしますよね。

何がどの位置に何があるのか?
 日ごろ買わないものでも
 何がどこにあるかも
 時々チェックしてウインドウショッピングも
 してみてください。
 世の中にこういうものがあるということもわかるでしょう。

わからないことのたずね方
 困ったときは店員さん(制服を着た人)に尋ねるということ。
 まずは親御さんがたずねることをしてみましょう。

お金の出し方
 お財布を出して、お金を払い
 レシートをもらうということ。
 できれば小銭が使えるように
 なってほしいところです。

(今はカード社会ですが現金を知ることも重要です)
 もちろん、財布ごと渡すしてとってもらうのもありです。

アクシデント(トラブル)対応
 別なお客さんとのトラブルとか、
 何かアクシデントやトラブルは発生します。
 そのときにどうすればよいかを
 シミュレーションしておきましょう。

必要なものだけを買うということ
 買い物に行くときは、リストアップして
 行くことを心がけるようにしましょう。
 そして、それしか買わないことを
 まずは繰り返すこと。
 また、途中で思い出したものは
 つけ加えられるのであれば、ルールにすることもできますね。

持っているお金の範囲だけ買うということ
 もし、お金がが足りない場合は、
 何かを減らすということも練習していきましょう。

同じものの中からの選び方
 同じものの中で、どういう基準で選ぶのかを
 決めておきましょう。
 例えば、一番前に並んでいるものとか同じメーカーのモノとかに
 してもいいと思います。

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買い物1つとっただけでも、
工程はたくさんありますね。
これらだけではありませんので
一つ一つ経験を積んでいただきたいのです。

また、ご近所づきあいのきっかけにもなります。
地域に「障害」児・者がいるということも
わかっていただくきっかけです。

もちろん、嫌なこともあるかもしれませんが、
どんどん周りの人に理解していただくことをお勧めします。

それに、お子さんの交友関係も見ることができますよね。

さあ、まずはチャレンジ!!

スーパーに行ってみましょう!