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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

机上の空論を防ぐ支援とは?

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机上の空論。
よく聴く言葉です。

この春・・・新しい職場・・・新しくやること

ここを意識すること・・・たくさんおこったりしますよね

事業所なんかで言えば・・・

例えば、着替え。
何でこんなに時間かかってるの?

予定の時間より15分押しだよ・・・
なんて思うかもしれませんが・・・
ロッカーがぎゅうぎゅう詰で・・・

ロッカー同士の幅がくっついてる・・
これって・・・けっこう着替えるのは、大変。

朝からの健康チェック、導線・・・作業材料の位置、
ご自身でやってみてください。
やっているとやりにくいことがあります。
やりにくい位置に置いておきながら、
もっときちんとやりなさいと叱っているということに気づきます。
これこそ、スタッフ自らが体験できるのですから、
やってみるべきです。
そして、日常の不具合を見直すべきです。

さて、こういったことって、
そこにいるスタッフが、スタッフ自身の常識や当たり前の中や、
こうなるだろう。こうなるはずを予測して決めているはず。

支援者(スタッフ)の良しあしは、
頭の中で想像力を働かせ、利用者の動きかたや、
その環境場所をどれだけ読み取り
感じ取れる感性を持っているか?だけでいいのでしょうか?

いやいや・・・何よりも「考動」
自分自身がまず体験したほうがいいのです。
利用者が利用する導線、目線、音、匂い・・・
少しでもわかりますから・・・

よくわかってない中で、
利用者のせいにしてはいませんか?

「何でできないの?」「どうしていつも遅いの?」

その方の目線で自分でやってみたら・・・

かなりの不具合がわかって、
あー自分でもやりにくい。ってなることは多いものです。

そこを理解しながら、
利用者のみなさんにあうような形にしていくのが、
支援者(スタッフ)の役割ですからねーーー。

まずは体験・・・
体験してから利用者に提示をし、
体験することができずに、利用者にしていただくことがあれば、
様子をみながらその方の不具合を感じ取り

その状況にあわせて・・・
改善や、環境、時間的配分など変更ができる
支援者(スタッフ)になってほしいのです。

利用者を、支援者(スタッフ)のつくった枠に当てはめるのではなく、
支援者(スタッフ)が、支援の方法を変化させる。環境を合わせる・・・

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叱ったって意味のないことです。
だって、それを利用者がするには無理があるからです。

感性は大事。でも、感性がない支援者(スタッフ)もいます。
感性がずれてることや間違っている場合もあります。
だから、システムも重要です。

体験できるなら必ず体験。
体験できないなら、途中不具合があった場合に・・・

直すことを必須とする。

こういうシステム化が、
実際の利用者の動きに合わせた支援体制となっていきます。
実際を見ずに、机上の空論だけで行う支援は、支援ではありません。
確かめるというシステム化を入れながら、支援をしていきましょう。

福祉は人なり。とも言いますが・・・
でも、そうとばかりは言えない時代、

どんな人材が来るかわからない時代に突入しているのです。
システムが大事な時代が始まってますよーーー

育成のシステム化も考えなきゃですねーーー