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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~この子がいなかったらと思う気持ち~

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「子どもがいなかったら、どんなに楽か・・・」

そんなこと考えるなんて、自分でも最悪だと思います。

 でもそういう考えが心をよぎったのは・・・

過去に1度や2度ではないかもしれない・・・

 

だから・・・もし・・・そんなことを思ってしまう・・・

「私なんて親失格」「最悪な人間」

なんて自分を責めることはありません。。。

 

子育て中の方からよく

「育児は大変だけれど、子どものいない暮らしなんて考えられない」

「親にしてくれて感謝しかない」

などと聴くこともあるでしょう?

いつも

「そうだね」「幸せだよね」と無難に答えるけど・・・

本当は心のどこかで・・・

「子どものいない暮らし」「夫婦だけのときに戻れたら」

と考えてしまう自分のことを・・・

もしかしたら・・・最悪、非常だと思いながら・・・

言いたくもないこと心にも今はないこと・・・

つきたくもない嘘を重ねてきたこと・・・私にもあります。

 

最愛の我が子達がいなくなれば・・・

本当は一番苦しむのは私のはずなのに・・・

そのように思ってしまう自分を母親失格と責め・・・

ますます苦しく辛くなってしまう・・・

 

「障害」児の育児は大変です。

だって周りに同じ育児の悩みを共有できる人が少ないんです。

周りのママ達とは違う子育ての仕方をしなくてはなりません。

 私も・・・そんな葛藤を数年繰り返す中でもその暮らしに慣れることいったことは

正直ありませんでした。

子どもの成長を喜ばないことはない・・・だけどそれと共に・・・

問題行動やわからないことが。。。また増えていく。

 

そんな私が・・・苦しみが増え続ける日々の中で

学んだことは、苦しい気持ちをひとりで抱え込まないことでした。

 日本の社会では辛い苦しいことをわが子のために耐え抜く姿を

美徳のように思う文化もあります。

これって・・・子どものために頑張っているようにも感じますが。。。

でもね・・・

子どものために歯を食いしばって日々を耐え抜き泣いてばかりいるママ

よりも・・・・

多少ダメイヤダメなところがたくさんあるママでも

子どもの前では笑顔でいられるママの方が何倍もいいはずです。

 子育てが上手くいかないのは誰のせいでもない、ママの努力不足でも、

育て方の問題でもありません。

 

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どんな子どもを産んだとしても、子育てはとても大変です。

きっと、「障害」児の育児はもっと大変です。

多くの人に助けの手を借りても失敗の連続、

誰に相談しても結局のところ自分の気持ちが救われきれることも・・・

正直報われることも内科もしれない。

多すぎる葛藤に折り合いがつかない可能性もたくさんあります。

だから、誰が悪いわけでもないのに自分を責め過ぎてしまう・・・

そんな現実があります。

 

今この記事を、私の過去と同じような気持ちを抱えながら

「障害」児と向き合っている方がいるのならば・・・

誰にも理解されないようなその苦しみ辛さは、私と共有させてください。

理解させてください。

一緒に、無理のない範囲で頑張っていきましょう。

育児は待ったなし・・・止まることができません。

聴いたから・・・吐き出したからと言って

すぐに問題が解決するわけでもありません。

でもね・・・吐き出せば自分の気持ちに少しは余裕が生まれます。

 心の余裕は、自分が思っている以上にとても大切です。

 

人間という生き物は、どんなに強く明るく忍耐強い性格だったとしても、

心が壊れてしまい手に負えなくなる可能性は誰にでもあります。

人間はそれくらい、一人では弱い生き物です。

 吐き出す場所がない、誰も自分の気持ちを分かってくれないと言った場合、

自分だけにご褒美を与え少し贅沢をして息抜きしましょう。

周囲の目や世間体が気になって

「母親が子どもを預けて好きなことをするなんて」

「「障害」児がいるのに・・・そんな時間あるの?」

と陰口を聴くかもしれません・・・

ですが・・・気にするべきは世間や周囲の目や言葉ではなく

これからもずっと子ども達を育てていくために

自分が潰れないための努力です。

 誰に何と言われようと躊躇せずにやればいいんです。

それが、自分のためでもあり・・・

子どものためにも繋がる・・・未来をよくすると考えています。

 

 

私も囚われていました

「障害」児を産んだのだから

「人一倍歯を食いしばって頑張り続ける必要がある」

「大変さを母親だから一人で乗り越えなくては」と・・・

でもその考え方はむしろ逆で、

大変すぎる過酷な育児だからこそ・・・

長い目で見て母親としての自分のありかたを考ることが必要です。

そのためには、周囲の力をどううまく借りようか?を考え

母親としての自分をねぎらいながら・・・倒れないように努力する必要があります。

 私が「障害」児者と楽しく活動している様子を

SNSで発信していますが・・・これは「障害」児・者に関わる方たちに向けての

「大丈夫!!」「ひとりじゃあない」

という社会へ向けてのメッセージだったりもします。

 

ひとりで悩まないで・・・ぜひ・・・応援させてくださいね・・・