「障害」児から「障害」者になっていく中で
様々に課題が変わっていく・・・
うちの娘は31歳になった。
学生時代が終わって・・・社会に出ていくと
「障害」者は地元志向が強い・・・と言われても・・・
そんなに近場で学生時代のようにはいきません。
中学校から高校へみんながバラバラになっていく。
ただでさえ友達も知り合いも「障害」児には少ない?
ん?そうでしょうか?
さあ幼児期から義務教育という地元、地域社会の中で
親として何をしてきたでしょうか?
私のやってきたことがいいか悪いか?
それはわかりません。
ただやったことは今考えれば
[一人でやらない]
んーーーー家族だけでやらない・・・ってことでしょうか?
ただそれだけだった気がします。
ひとりでやることほど孤独で辛いことはないし・・・
何より独りよがりになってしまいます。
私は子どもがホントに小さなころは狭い世界の中で
もがき苦しんでいました。
家、病院、療育・・・話せる人が少ない中で何とか
この子が幸せに生きていけることを模索していました。
でも・・・やってもやっても苦しかった・・・
できない苦しみと・・・
これから先のこの子の将来への不安
いつも笑顔を返してくれる娘に・・・
笑顔を返しながらも私の心はどこか裏腹だった。
そんな私が救われたのは・・・
やはり「人」彼女が産れてきて苦しんできたのも
どこか「人」でした。
誹謗中傷、世間の目・・・・
その怖さから心を人から閉ざした時期もあった。
でも・・・
私が心から弱音を吐ける場所を見つけたとき・・・
「できない」「苦しい」それがはけるようになって・・・
私は解放されていきました。
子どもを他人にゆだねること・・・世間の常識にとらわれないこと・・・
自分は頑張ってるんだと認めること・・・自分自身が自分の人生を生きて
いつもイキイキ(*'▽')ニコニコできる自分でいること・・・
そんなことを1つひとつ覚えていきました。
でもこの考え方は一人では決してできなかったし・・・
私はこの子達のために自分のためにこれからの人生をよくするために
「学ぶ」その意識が・・・私を変えて変えていきました。
人っていつからでも何歳からでも変わる・・・そう思います。
早く気付けば・・・それがいい・・・
でも・・・何歳からでも大丈夫なんだ・・・
このことを実感できて今の私があります。
自分で「選択」する・・・そこができたことが
今の子どもの引き寄せになっているんだなーーーって感じています。
そう・・・くよくよする時間は短い方がいい・・・
積み上げれば積み上げるほど・・・最初は・・・
出すことばっかり・・・何だかやることばっかり・・・
なーーんか大変・・・なーーんかやってばかり・・・
何やってんだろ・・・なんでやってるんだろ?って思うことも
あるかもしれませんが・・・自分が自分のために
子どものためにやると覚悟を決めること・・・
そうしたらね・・・
その何十倍も何百倍も自分に・・・
そうでなければ子どもに大きなものとなって返ってきているんですよーーー
これってすべては「決める」ことだけでした・・・
みなさんは大人になって「決める」「諦めない」
そんなことをいくつやってきましたか?
18歳以降の「障害」者の生き方をよりよいものにしたい・・・
共生社会の実現・・・きっとできるなーーーできちゃうなーー(笑)
今からでも遅くないです・・・ぜひ一緒にやっていきましょう・・・