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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」家族を見つめる目

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「障害」がある人は、
どこかのご夫婦の間に生まれ、そこの家族になります。

それは予告があることもありますが・・・

たいてい「突然」やってきます。
そのご夫婦やその人のごきょうだいや親戚の人たちにとって、
初めて会う「障害」の場合があります。

まさか、自分の家に「障害」がある人が生れ、
自分自身が「障害」児の家族になるとは
夢にも思ってもいない人が、多くいらっしゃると思います。

「障害」がある子どもだと知ったときから、
気持ちが下降し・・・
なぜ?どうして?生まれてきたのだろう?
もしかしたら私のせいではないだろうか?など、
いろいろと思うことが、
多くのご家族に見られ、私もその1人でした。


そこから、
生れてきてくれてよかったと思えるようになるまでに
変化する家族もいるでしょうし、

生れてよかったどころか、
この子に価値も見いだせないと思う人もいるのが、
現状なのではないでしょうか?

私たち福祉支援者は、表面的な言葉だけを見て、
間違ってとらえては、ならないと思うのです。

なかには、
「お母さんががんばらないでどうするの」

というような、言葉を投げかける

行政・教育・福祉・医療などが未だにあるそうで・・・
さらには、「障害」を知らない親戚や
ご近所から、避けられるようなことも起きているわけで、
可愛いと思うどころか・・・いなくなればいい
と思う家族が存在することを知っていくべきだと思います。

児童虐待死亡事故は
1週間に1人以上の割合で起きており、
この中には、育てにくい子どもとみなされた[障害]児も
きっと含まれているのではないでしょうか?

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支援者である私たちは、
家族ががんばることを、当たり前と思うべきではないですし、
家族をやめたいと思われる人がいる場合・・・
その選択もありだと認識することが大事だと思います。

そのような場合は、
SOSを発していると受け止めるべきですし、
ご家族のニーズに沿った、何かの支援が入れば、
違う道が開けることがあるかもしれません。

SOSを発することが出来にくい場合、
学校や施設・病院にも行かせていないご家族がいるかもしれません。
SOSが関係者に届きにくい・・・

「価値がない」と、言う方々もいらっしゃるでしょう。

そういう考えを否定するつもりも全くありません。
そう思う何かがあったのでしょうし・・・

もしかしたら、良い家族になるようにと
一生懸命だったのかもしれません。
毎日が苦痛だとしても・・・「障害」児・者のご家族として、
様々な良いことも悪いことも目の当たりにしているのでしょうね。

もしかしたらご自身も
心身に不具合が生じているのかもしれません。
もしかしたら、ご自身の生活にも支障があるのかもしれません。

そんな中で、
「障害」がある人が、
家族の中心にいるのではないかとも思います。

相談ができればよいのですが、
こんなこと思っている自分は家族として間違っているとか、
よくないことだあと否定しがちなので、相談はできにくいかもしれません。

まず、ご自分の今ある考えは、間違えではないと思ってください。

誰もがそう思う瞬間があったはずです。
自然な感情だと思います。

そのうえで、私たち支援者が、
するべきことは、
「障害」がある人の支援だけではなく、ご家族の支援もまた重要なのです。

ご家族が、もう、がんばれないと思った時点で、
SOSを言いやすい支援者になることも
私たち支援者の役割であり、
行政・教育・医療などの関係者もまた、
心をフラットにして、訴えを受け止める支援者になりましょう。

ぜひ、気づいていきましょう。

相手から発信がなかったとしても
気づける自分になることが大切なのではないかと思います。

毎日が苦痛。
「障害」がある人に価値を見いだせない。
など、心を少しでも見せてくれた方に、声をかけてほしいと思います。

そういう感情で、大丈夫ですよと。

そういう感情の元を
どうすれば、解決方向に行けるのか、一緒に考えたいと思います。

大丈夫。皆さんの周りにもいらっしゃるはずです。
少し、見渡してみてください。

虫の目、鳥の目、魚の目で・・・