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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~大変さの伝え方知ってますか?~

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よくご家族などが、「障害」児者のことでご相談に見えます。

その際もよく思うんですが・・・

「障害」があるご家族のことを
相談をして、相談相手に自分の大変さを
伝えたいときがあると思うのですが、
大変だーー大変だーーと言っても
相手には、なかなか伝わらない・・・

伝わりづらいことがあります。

これは、相手が思う尺度(当たり前)と、
あなたが思う尺度(当たり前)が違うからです。

あいまいな言葉というのは、
たくさんありますよね。

ほとんど
たくさん、ちょっと、いっぱい
ながく、大きい、小さい
こんなに、あんなに、これが、あれが
さむい、あつい、
いそがしい・・・

よく使う言葉ですよね?
でも、その尺度(当たり前)は、
人によってそれぞれ違うとは思いませんか?

 

「忙しい忙しい言ってる人は・・・

日常の中に、要件が1件入っていても忙しい」

「大変大変って言っている人は・・・
ハンカチ1枚洗うのも大変」

なるほどねーー奥が深いですねーー。(笑)

つまり、どれだけ大変なのかの
尺度(当たり前)がひとそれぞれ違うわけですから、
ハンカチ1枚洗うだけで大変という人もいれば、
10人以上の大家族の洗濯を毎日していても、
大変と思わないという人もいる・・・
このように差は出るということです。

ようするに、このようなことは・・・
その人の感覚なのです。

となれば、
相談相手に「大変」と訴えているだけでは
伝わらないという訳です。

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なぜなら、
その伝えた相手が、
「大変そうに見えない」「ホントに?」「そんなに?」
と判断するからです。

相手に、いくら「大変だ」と伝えても、
伝わらないとすれば、
あなたは、きっとこれから先も大変なままです。
せっかく相談しても、支援は入ることはないでしょう。

伝えるときに、自分のことをわかってくれるはず・・・
等という思い込みは捨ててください・・・危険です。

相手に伝わるように、伝えることを
自分で工夫をするということになります。

では、どうやって、
この「あいまいな部分」を相手に伝えるのでしょうか?

それは、具体的なものを入れることです。

時間、回数、頻度、週に何回

というような、
数値化・具体化することをしてみましょう。

それはなぜか?というと、
その人が画像を「イメージ」できると伝わるのです。

例えば、「障害」児・者に
難しい言葉ばかり話しても伝わりませんよね?
それと同じです。

その人が知っていることの中で
イメージをしてもらうことが大切なのです。

逆に言えば、
イメージできないことは、
あなたがどんなに「大変だ」といったとしても
イメージすることはできません。

ですから、やはりここは・・・数値化・具体化です。

数値化・具体化すれば、
その現場を見ていなくても
理解しやすくなるのです。

写真や動画などを使うのもありです。
(動画で何でも調べる時代ですしねーーー)

どういう方法なら伝わるか?

そう考えて、
いろいろな方法や言葉を使っていきましょう。

その他にも
「大変ですど、何とか大丈夫です」
「難しいかもだけど・・・頑張ってみます」


などといってしまったとしたら・・・
きっと大変とは思われないでしょう。

「大変だけど、
まだいけるのね?がんばれるんだね。
じゃあ、支援は不要でいいですね」

って・・・そう思われるでしょう。

あなたの言動が、
まだこの人
がんばるようだと解釈された時点でも
支援は決して入りません。

あなたが、
大変だ大変だ!!と言わなくても、
支援を入れなければならないと
判断されるように、
あなたの大変な状況の伝え方を自分だけではなく

周りにも理解されるようにしていけるといいですね。

ぜひそんな話を周りの先輩方としてみてくださいね。