人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児・者の親として大切なこと

f:id:variouspeople:20201125181545j:plain


「障害」児・者と人生のほとんどの時間

一緒に過ごす時間が多くなって・・・

30年以上がたとうとしている

その中で様々考えること・・・

入所施設
グループホーム
シェアハウス
結婚
一人暮らし

「障害」がある人の暮らし方は、
他の人にはさまざまな選択肢がある中・・・

(「障害」があろうと同じはずなんですが・・・)
でも・・・その多くが、
親と住むきょうだいと住む
という選択肢になっていることが多いと思います。

親は、
「きょうだいに託したい」
「私の目の黒いうちは、自分が見ていきます」
「私よりこの子の方が1日早くに死んでほしい」
ということをよく聞きます。
現実から逃避してるんですねーーー。

果たしてそれを子ども達が望んでいるかというと・・・
それはそうではないのですが・・・
親の多くは、曖昧な言葉で
現実逃避しているように見受けられます。

果たしてその言葉通り、ことが進みますでしょうか?

考えたくない気持ちはわかりますが、
あなたが生きているうち・・・
あなたが今の健康状態で考えられるうちに・・・
これは考えていくべきことです。

いつ認知症になったり、事故や病気で入院を強いられたり、
そういうリスクは、誰にも何かしら平等にやってくるものです。

あなたが、
今の状態でお子さんのことを考えられる瞬間が、
いつ終わるかもしれません。
そのとき、あなたが言葉さえ発せられずにいたら
人に託す・・・頼める状態ではないのです。

そして、世の中はどんどん変化し暮らし方は、
どんどん変わってきています。

以前は施設が主流でしたが・・・
今はグループホームが出てきて、
そこが主流となりつつありますが、
入りたいところへ入りたい人が全員入れる状態ではありません。

そこで、出てきている考え方が、一人暮らしだったり
シェアハウスの考え方を持つ団体もあります。

(私もここを考えています)

入所施設からグループホーム
そして、一人暮らしが主流になっていく流れの中で、
子どもが、
一人暮らしでも生活できるように、
親としては、
子どもから離れる機会を多く持ってほしいのです。

あなたが何でもしてしまう生活をしていませんか?
子どもが子どもの持っている力で、
支援者と共に解決できる力を奪っていませんか?
親が、何でもかんでもやっていくのは
子ども達の将来へ何のためにもなりません。

見ていく中で・・・親が親として、一番できないのは、
親が子どもから離れられないことだと思います。

子離れは、ほったらかしていいんですよ・・・とは違います。

子どもができるようになるために
他者や支援者にSOSを言えるように、
親が先回りして何でもするのではなく・・・

(カーリング、ヘリコプターペアレントにならないために)
子どもの力を信じることです。

f:id:variouspeople:20201123224823j:plain

子どもが自分ですることを
待つことができる親であってほしいです。

「できないでしょ?」
「この子には無理」
という部分からものごとを考えるのではなく、
できることがあるのを
親である自分自身が邪魔をしているのではないか?

という視点を持ちましょう。

子育て、子どもの支援で、
毎日の多くの時間を費やしているみなさんも
多くいらっしゃいますが・・・
何のために、どうするために
子どもと向き合っているのかを
今一度考えてみてはいかがでしょうか?

たんに「今」のためだけではなく
将来のためです。

子どもが自立するため。
子どもが、将来、親がいなくなっても
困らないため

そんな将来を思い描き、
あなたがするべきことを、
あとでではなく、今するべきなのです。

これは、親としての責任です。

子どもが将来、
親が一緒じゃあなくても困らないことを目指しつつ、
ひとりでやる機会や支援者とやる機会を
増やすとともに、

子どもにしてしまうではなく、
子どもが親や周りに対してしてくれることもまた
望んでいくべきことなのではないでしょうか?

ぜひ、視点を変えてみてください。

あなたがこの世から去った後、
どんな生活が待っているのかということから

逆算してみましょう・・・
逃げずに考え、周りに言うことから始めてみませんか?

言葉にすることは・・・言霊
現実化する可能性が高くなるそうです。

もちろん、子どもには子どもの考えがあります。
あなたの考えの通りには決して行きません。

福祉サービスでもある部分しか、
使えないこともあるでしょうし、
一人暮らしという選択肢もいれていくことにもなるかもしれませんね。

だったら・・・家庭の中で今からできることは、
早めにはじめておく方が良いとは思いませんか?
あなたが死んだあとで間に合うでしょうか?
あなたが今きちんと考えられる状態で
より良いサービスにつなげることもまた、
親としての役割の1つでしょう。

あなたが、子どもをずっと見ていきたいという
その気持ちが、現実を見ずに逃げていることが
子どもにとっての良い親ではないことを自覚して
あらためて考えていき事が大切なのではないでしょうか?