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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

誰のための何のための“学校”ですか?

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義務教育の中でも「障害」の相談は多い。

保護者からある場合、学校からある場合、行政を通じてくる場合

さまざまな“場合”がある。

内容も当事者から保護者から先生から行政職員から・・・

それぞれの“困りごと”がある。

 

「もっと早く相談はできなかったの?」

 

と思うような

今にも訴訟やメディアを使いそうな事例があったり

 

「ほーーーーそんな言い方をするんだ。」

 

と思うような内容

 

「あなたは、いったい誰を中心に据えて話しています

か?」

 

って話だったり・・・

 

「合理的配慮の意味をはきちがえていませんか ?」

 

って内容だったり・・・

 

教育の現場でもかなり右往左往している現実があるのだな

って思うことが多くなってきた。

 

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ある時、学校との話し合いの保護者会に来てほしいと依頼があった。

 

行って話し合いを隅の方で聴いていたら・・・

保護者が感情的に

 

「だからーー略ーーー先生たちはプロでしょ

う!!!!!」

 

と言ってあった。

 

(んーーーー確かに教育(教科)とかはそうかもしれないが・・・特別支援学級の中味としては、すぐには難しいんじゃないかな~)

 

学校は“やってる”ことを主張。保護者は“できてないこと”を主張。

 

まあ、そうなるんだろうけど・・・

 

最後にちょっと話をさせてもらった。

 

「ーーー略ーーーーお互いに話しをする時間が少ないので

はないかと・・・

ーーー略ーーー誰を中心にしての話し合いなのか・・・」

 

ってこと・・・

 

終わった後、先生に

 

「特別支援学級をもったことはありますか?」

 

って聞いたら、持ったことがなく初めての先生が何人かいて

 

「保護者もはじめからできたわけではありません。何度も失敗を繰り返しながら

子どもにだんだん親にしてもらっています。

だから、無理せず、わからないことはわからないと・・・

できないことはできないと助けを求めたり、身近な先生や

保護者に相談したり、聴いたらいいですよ・・・」

 

と言ったが

 

「私の勉強不足何で・・・」

 

とかたくなな様子・・・

 

教師というプライドが邪魔するのか

わからないことが“悪”だと思っているのか・・・

 

わからなくて“自己流”でやるから・・・トラブルんでしょうが・・・

わからないことは聴きなさいって子どもには言うでしょうが・・・

 

頭に入っているノウハウは全員にはピッタリ当てはまるも

のではない・・・

 

“発達しょうがい”も個人個人違うし、生活環境や外的要因、

さまざまなものが関わってきて“その子”がある。のに・・・

 

現在、学校現場では、

“発達しょうがい”の子を情緒しょうがいとして

特別支援学級にという流れができているようだ・・・

 

よって、情緒学級に集められた子ども達が

ひとりが“カチッ”とスイッチが入ると

周りが作用されあっちもこっちも

“カチッ”“カチッ”とスイッチが入って手に負えない状態に

陥っているのではないかな・・・と思う。

なぜ?

 

本来クラスにいたら、

スイッチが入ったら、一緒に考えてくれる仲間がいたり

「今は、それをすべきじゃない」と教えてくれる人がいたり

そうやって成り立っていくのが“社会”の在り方なのではないか・・・

少なくとも、自分たちの時代にも

「かわってるなあ?」「頑固だな」「凄くよくきれるなー

ー」

 

って人がいたし、

 

学校という現場の先生の中でも

「変わってる」「なんか意味なく切れる。」

 

って人がいたりした。

 

それって“ちょっと考えれば”付き合えるんじゃない?

なんて思ってしまう・・・

“なんのために一緒にいられないんだろう”

ただ、みんなが苦しい思いをしているだけの気がして

ならない。

 

ある精神科の病院のドクターに

ある子のケース会議で伺ったときに言っておられたことばがある。

 

「発達しょうがいの子って昔からおったはずなのに・・・

何で今、こうゆう状況になっているのか・・・そのうち義

務教育もネットや学校に行かずに学習できるシステムがで

きるかもしれないな」

 

と・・・。

 

そんな日が来ることは幸せなのか・・・

そんな日は、来ないとは信じているが・・・

今がいいとも思えない

 

“”誰のための、何のための学校ですか?“”

 

いつもいつも相談が来るたびに

          常に疑問と闘っている・・・