人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

よく・・産んだよね ~出生前診断の話~

f:id:variouspeople:20190107124645j:plain


妊婦さんの“出生前診断”の話が話題になったことがあった。

 

私も友達と話しているときに

「よく2人目、3人目産む気になったね・・・」

 

と言われたことがあった。

「私は、一人目がしょうがいがあって、よう、2人目は考

えられなかった。」

 

と彼女は言った。

うーーーーーん。私も考えなかった訳ではない。

 

けど・・・私自身きょうだいがいたし、

その環境は悪くなかった。

 

・・・と私たちがいなくなって、ひとりや二人、

身近な人がいてくれたらお互い“安心”じゃあないかな・・・

って思ったし・・・

 

「次の子ももし、しょうがいがあったらってこと

よ・・・」

 

って彼女は言った。

あーーーーーーそっちかあーーーーー

 

考えなかった訳では、これもない。

1人目は、何も考えずの妊娠発覚。だった。

 

しかし、2人目は、ちゃんと体調や時期や薬や病院受診や

全てに気をつけ“最善”という“最善”を尽くした。

それが、子どもを授かる親になる勤めだと思ったから・・・

 

だから・・・夫婦2人で話した。

「この“最善”でもししょうがいがある子が生まれても受け入れよう」

 

と・・・。

(だって、出生前診断痛そうだし・・・怖い。流産リスクも300人に1人)

 

で彼は誕生したのだ。

 

3人目は、これもまた自然にできた。

2人目から7歳離れて・・・

さすがに先生に

「私って、出生前診断とかした方がいいんですかね?実は        ーーーー説明ーーー

で、夫が診断した方がいいのではと言うんですが・・・」

「3人目ですよね・・・これは高齢出産ではないですか

ら・・・大丈夫と思いますよ」

 

ん?そうなの?

 

「お家で、よく話し合って、ーーー検査説明ーーーまた、

返事を下さい。」

 

って感じだった。

結局、私が痛いの苦手、怖い。リスク・・・の話をして

診断なしでの出産。

・・・・と今に至り、彼女も今は、大学生。

 

f:id:variouspeople:20190107130249j:plain


本会の会員さんも

出生前診断の話になったときに

「私は、2人目は診断した。だって、しょうがい児2人も育

てきれんから・・・」

 

といった。

 

それは、それでよくわかる。

“命の選別”するなんて・・・”なんて

絶対否定することなんてできない。

誰しもつきつけられた“選択”に揺れないわけがないし・・・

おかれている環境や家族の問題でもある。

 

そして、なにより“優性思想”の世の中、この社会の中で

しょうがい児を育てるって簡単じゃあない・・・ってことは

痛いくらいよく解っているのだから・・・

 

新型出生前検診も出てきてさらに簡単に出生前診断ができるよう

になった。

(金額は高く、できる対象は・・・とか言っているけど)

診断できるのは染色体の関係数種・・・

(もし私のときこれがあったら・・・受けていたか?痛くないし・・・

んーーーーでもやっぱり受けてないだろうなあーーー高いのもあるし・・・

解るのは数種・・・)

 

そして、

 

出産って産まれてくるまでどうなるかわからないってこと・・・

どんなに“最善”を尽くしても早産や出産時、出産直後等々

さまざまなリスクは誰にでもある。

 

産まれた、あとだって

ちょっと目を離したすきに少しの水で溺れてしょうがい児になったり

交通事故、転落事故・・・途中でわかった難病・・・

さまざまな話を聴いてきた。

 

子ども達を育ててみて思うのだ。

 

大変な時期はどの子も順番でやってくるって・・・

上の子は産まれて当分大変だった。

 

真ん中は、好きなことばっかりやっている今が1番心配。

高校時代もよく学校に呼び出されてたけど・・・

 

下の子は小学校高学年から高校にかけて

不安定で仕方なく、目が離せない状態だった。

 

友達が言った。

 

「それでも、よく育ててるやん。子ども達が、

みんな優しくて自然に力みなく、しょうがい児・者にかか

っているから・・・」

 

そうだな・・・そうかも・・・

 

出生前診断そんな話が出てきたとき・・・

これからは・・・孫かな・・・

 

これからもいろんな人の

それぞれの“選択”

一緒に考えていくとしよう・・・