子どもとSNSの関係と・・・スマホの持たせ方・・・
子育て中考えさせられることが多かった。
(今もだけど・・・)
特に上のしょうがい者の彼女は高１からのデビュー
学校が遠く連絡の手段として持たせた。
はじめは“キッズ”のように利用制限をかけ利用上限金額を決め
こちらで管理しながら使わせていた。
コミュニケーションが大好き、そして初めての携帯が嬉しくて
彼女は毎回月半ばで、すぐに自分からかけることができない
上限オーバーに陥っていた。
その度に、最低限のことはメールですむこと
電話をかけすぎると
すぐに上限が来ること
アプリを長時間使ったら
電池がすぐ減るとか教えていった。
彼女の携帯友達は家族、ℕpоの保護者や支援者、福祉関係者
學校の先生が多く、ときどき学校の先生から
「〇からこんなメッセージが来たんだけど
△△な解釈で間違いないかなあ？」
「△ってきたんだけどどういう意味？」
とか連絡をもらったり、約束をして一緒に食事に行ったり
また、同じしょうがい者の友達と
「おはよう」のやり取りを毎日したり
喧嘩したり・・・
また、こんなこともあった。
高校の帰りに知らない人に自転車でつけられ
周りをぐるぐる回られたりして
「お母さん怖い。ぐるぐるしてくる」
って連絡してきて、私は仕事中で、
「今、どこ？そこにコンビニか病院があるよね・・・そこ
に入って」
と指示をし、事なきを得たこともあった。
その日は、よほど怖かったのだろう。
たくさんの人に連絡をしていて“助け”を求める行動を起こしていた。
學校の先生は
「警察に連絡をして事情を話し、しばらく、その時間パト
ロールしてもらうように話しました。」
って言っていただいたり
「すぐに、その辺行ってみたけど・・・」
・・・と連絡をもらったりしました。
そこから緊急時や困ったときの対応の仕方、
どんな風に動くのか？対処の仕方を再度確認し
教えることができてホントに良かったとも思った。
“しょうがい者”がひとりで行動するとき
温かい目で見て応援してくださる方
そばに来たらあからさまに避ける方
からかったり、茶化したり、罵倒したり、利用したり
いろいろな人が世の中にはいること・・・
そんなことを話しながら自分自身も本当に考えさせられた。
だから、
どんな登下校の道を通るべきか？(回り道をしても安全な道)
怖い時の対処の仕方等・・・
よくよく話をしたりした。
だからそれから用心深くなって・・・
よく
「〇がひとりで帰っていたから車から「〇ちゃん乗ってい
かん？」と何回も声をかけたんだけどーバイバイするばかりで、スタスタ行くしーー
なんなら。。走るし・・・不審者と思われたらいけないか
らそれ以上言わなかったよ。」
なんてお話をよく聞いて、ちょっと申し訳なかった。
(なかなか臨機応変が難しい*1まあそれくらい用心深くて
ちょうどいいかも・・・)
ちょっと恐縮。
そこからスマホにもなり、段階を踏みながら
いろいろな条件を外して上手に写真を楽しんだり
アプリを使ったり、ニュースをいち早くキャッチしたり
上手にSNSも利用できるようになってきた。
相談できる人も増え、私には言わないことも
ヘルパーさんや支援者さんに相談していたりして
「〇ちゃんが毎日きついと言ってますが家ではどうです
か」
とか
「〇ちゃんが苦手な人がいて、いつも怖いと言っていま
す。」
と連絡をもらったりする。
親には心配かけたくない。
福祉にかかわる親にこれを言うのは・・・
という彼女の遠慮や言えない気持ち・・・
そして、親ではない相談者が周りに何人もいる幸せ。
・・・そこからいろいろな解決策を考えたり
対策をとったりしている。
本当に有り難い。
彼女には親しき仲にも礼儀あり・・・
２２時以降は、人に連絡をするのは禁止。
と言っているのだけど
今だ、ときどき守れずに遅い時間にラインやメールをしているようだ。
(人からの連絡ですぐに察知している。)
その都度。
「いい大人なんだから、人に迷惑な時間の２２時以降とか
連絡なんてしてないよね～」
というと涼しい顔で
「うん。してない」
と言う。(なかなか、したたか・・・)
そして、しつこくしつこく
なぜ？いけないのかを・・・これでもかーーーーと話す。
「わかっとるよ・・・」というが
(わかってないやろーーーー)
これからも、しつこくしつこく話していかなくては・・・
大人でも変な卑猥な、あきれるラインやメッセンジャーや
変な友達申請リクエストが来たりする世の中・・・
仕方ないかもしれないが・・・限度もある。
そんな変な大人にならないように・・・
楽しく役に立つツールになるよう教えていなくちゃ！！
年齢相応に・・・楽しめるように・・・
*1:+_+
