私が「障害」児を産んで最初の子育てに入ったとき・・・
もーーー打ちひしがれて・・・って事を乗り越えた先に
あったのは・・
とてつもない【がむしゃら】だった・・・
「この子のために・・・」
「この子が世間から認められる子に・・・」
「この子のできることを・・・才能を・・・見つけ出さないと・・・」
「誰からも愛される子に・・・」
何だか必死に・・・
もう・・・本を読みあさる・・・人に会いまくる・・・
調べまくる・・・病院に療育に・・・
とにかく時間を注ぎ込んで・・・
何だかゆとりとか・・・余裕とか・・・私にはあってはいけない
・・・ってくらい必死だったなーーー
きっと・・・あの時は・・・
「子どもの未来をなんとしてもよくしたい」
って必死だったんだよねーーー
(その気持ちは・・・今も変わらないけど・・・)
強い向上心というか・・・頑張らなきゃ！！って気負ってしまって
何だか子育てを全然・・・楽しむことができなかったし・・・
何なら疲れてしまってたかなーーー当時の写真は笑ってるけど・・・
何だか・・・疲れてるなーーーって感じなんだよなーーー（笑）
あの時・・・なぜ子育てが楽しめてなかったか？
って・・・最初に【障害】ってモノに出会ってしまって面喰っちゃった・・・
ってこともあったのだけど・・・
その後の私は・・・
子どものどこか・・・勉強なのか？運動なのか？
人間性なのか？どこかに・・・この子の『光』を見つけようと・・・必死
だったんだ・・・・
鼻息荒く意気込んでいた・・・（笑）
そこに・・・私が産んでしまったこの子・・・っていう重責みたいなものが
のしかかっていいて・・・
この子の人生を左右するのは・・・親である私次第なのだと・・・
大きく責任を感じていたのだった・・・
でも・・・私の肩の力や体全体で感じていた硬直感みたいなものが・・・
どんどん抜けていけたのは・・・
それは・・・先輩ママ達や・・・経験豊かな教員である先生方に・・・
たくさんたくさん話を聴いたり・・・一緒に活動に参加させてもらったり・・・
話を聴いてもらったり・・・勉強会に連れて行ってもらったり・・・
してからだった・・・
やみくもに・・・あれもこれも手を出して・・・
いったいどれが正解なのか？正しさ探しばかりしていた私に・・・
『そんなこともあったよねーーー』『あーーー私もそうだたちょ・・・』
って・・・
共感してもらいながら・・・も・・・
いろんなことを身をもって教えて頂いた・・・
だから・・・体験や体感の中で・・・
『人は不完全なモノである』
『不完全を認めることから子どもの理解が深まる』
って・・・教えてもらった気がする・・・
人間はミスもするし・・・完璧にできないのが普通だってことを・・・
受け入れないといけない・・・
そこから緩やかな穏やかな・・・１人の人として子どもを見ることができる
そんな親になれる・・・始まりだった・・・って気がする・・・
親の力なんて微力でしかない・・・
もっと肩の力を抜いて・・・楽観的に考えていい・・・
周りのママ達の相談を聴きながら・・・
今・・・私は・・・昔の私を重ねながら・・・
『大丈夫だよ・・・』って声をかけ続けている・・・
