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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

あまたのその支援「障害」をつくっていませんか?

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私は子どもを産んで今いる団や胃の方に会うまでは

「障害」って機能的なもので仕方がないこと・・・

よってほかの方たちと同じに生活できないことは

悲しいけど・・・我慢しなければならないことだと・・・

なんとなく肌で感じていました。

[肌で感じる]というのは・・・世の中の方の「視線」だったり・・・

扱われ方だったり・・・どこか空気感として

「違う」を認識させられてきた・・・という感じだったでしょうか?

 

もちろん「機能的」にしょうがないこともあります。

でもきっとそれだけではない・・・

 

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「障害」は社会の中に存在します。

そのことを私は先輩方から学んできました。

もちろん・・・まずは私自身の「考え方」からです。

 

そういう観点で、
「障害」という言葉を今は捉えなおしています。
もちろん・・・どんな「障害」もです。

この「障害」ですが、
社会を構成する私たちの無理解・・・知らない・・・から
発生してくることは、
みなさんもわかってきている方もいると思います。

社会の構造、成果主義、集団行動、時間の速さ、
情報の多さや複雑さ・・・
そんな中から何らかの「障害」が作られていくのです。

そんな社会に生きている私たちが、
自分とその方を比べて、
「なんで、そんなこともできないの?」

「なんでみんなと一緒にできない?」

「一体どれだけ時間がかかるの?」
と思った時点で、
[障害]はつくられている可能性もあります。

もちろん、これには、個々の感情がのっていることがあります。
たとえ、その人が「障害」児・者であろうとなかろうと・・・

「なんでそんなこともできないの?」
と思った時点で「障害」はつくられます。

ですから、
誰もが「障害」をつくる人になりえるのです。

これが通常パターンの「障害」のつくり方です。

でも、
別なつくり方もあります。

それは、やさしさというプロセスの中でのつくり方です。

こちらも超簡単なつくり方です。
「障害」児・者がこのプロセスのおかげで、
支援者から彼らをできない人にしてしまう・・・
社会の中で、「障害」とされてしまうということがあるのです。

それは・・・その人ができないものとして、
初めからチャレンジする機会を与えないという方法です。

たとえば、支援者が、
させたらかわいそうとか、
まだまだ手がかかるからとか、
かわいいからやってあげたくなるとか、
そういう自分の感情で、
本来成長の過程で自分でできることや
やるべきことを、
変わりにやってしまうことが続いた場合・・・
彼らは、本来成長できるべきことが・・・

成長できなかったり、
これは、何もしなくても誰かがやってくれるものだと
思い込んでしまい、
自分がやらないでもよい状況をつくってしまうのです。

でも、社会の側からしてみれば、


「なんで、そんなこともできないの?」

「できない困った子」


になってしまう人が多いのです。

あなたのやさしさのせいで、その人は社会の中で
「障害」を持ってしまう可能性があるのです。

つねに、支援は、「自立」がキーワードになっています。

できることはする。
できないことは人に頼む。
できることであっても、
時間がかかりすぎる場合も頼んでOK。
できないことでも、困らなければ、
やらなくたってOK。

自立の形は人それぞれでも、
支援者側のやさしさが過剰すぎて、
「障害」をつくっているとしたら、
本末転倒ではないでしょうか?

私たちだけが、彼らと接しているわけではありません。

一生涯接するわけでもありません。
彼らが社会の中で様々な人と接することを想定し、
この人の自立って何だろう?
この人への支援って、
どういう形でするのがベストなんだろう?と、
支援に意味を持たせながら、接していくべきだと思います。

社会の中で
様々な人に囲まれて生活するときのことを
どれだけイメージしていけるか?

そこが支援者をとしてかかわってくる中で

大きなキーワードになるのではないかと思います。

あなたのその支援大丈夫ですか?