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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~その計算の勉強は本当に必要?~

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私達支援者さ側がよく「障害」児・者にさせたがるのは、
文字や計算です。特に・・・

お金の計算は生活に密着することなので

力を入れて教えたりしませんか?

ここにあるお金は全部ではいくら?
とか、

500円から200円の買い物をしたら
おつりはいくら?とか・・・

確かに「お金を使う」には、
計算ができたほうがいいとは思います。
でも、私のなかでのその重要度はそんなにありません

つまり、
計算能力を問うってことなので
そこはあまり使わなくていい方法を考えるからです。

実際使うときに、
お店の人が計算してくれ、本人が計算しなくても
大丈夫なようになっているし、電卓が使えれば問題ないし
いってしまえば・・・安心な店で買えばいいだけのことなのです。

実は、計算ができなくても、
お金のやりくりができたのほうが、自立度は高いのです。

今、日本は高齢化社会まっしぐら・・・

そんなとき高齢者の方でも
レジで財布ごと渡す方が増えていることをご存知ですか?
また、後ろに並んでいる人がいると、
緊張して、小銭が出せず、1000円札で支払う人も
結構いると聞きます。

「障害」児。者ではない人が
そういう状態なのですから、
絶対に計算ができなければ
ならないというふうに思いこまなくても大丈夫だと思いませんか?

ましてや、今、レジもバーコードで金額がわかり、
お札を入れれば
おつりの自動計算をする機械を導入しているお店も
どんどん増えています。

お店の人が計算を間違うのではないか?とか、
だまされるのではないか?
という心配もあると思いますが、
消費税も8%や10%がある中で、
彼らが計算をするという困難なスキルを身に着けるよりも、
お財布ごと渡してみたり、
1000円札で支払いができたり
おつりとレシートをもらってくるということができれば、
そんなに、必死に計算できなくても自立は充分行けるのです。

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だまされるのではないか?と
思うかもしれませんが、
お店の人も信用していきましょう。案外大丈夫です

もし金額が違うのであれば、レシートを持って行ったり、
他の店に替えてしまうなどの方法もあります。

私自身も、まとめ買いをするのでまったく計算しません。

レジにまかせきりです。

だから私はダメな人間と思われますか?

きっとそんなこと思われないと思います。

「そんなもんだよ」と思われるのではないでしょうか?

私以外の方も、んーーーだいたい計算しているとは思えません。

ですから、
彼らにとって難しい「計算能力」に
目を向けるよりも、買い物をするという将来に
目を向けてほしいのです。

では、計算が計算ができなくて

お金以上のものを買おうとしたらどうするのか?

それは、きっとお店の人が買えませんと
言ってくれます。

もし、自閉症の人のように、
買うと決め、お金がないとわかると、
パニックになるというのであれば、
行く前に、お金が足りない場合は、全部買えないことと、
お店の人に商品を減らしてもらうという工程を
入れておくことをお勧めします。
一番いらないものを減らすということです。

それでも心配なら、
行く前に買い物リストを作って、
一番最後から減らしていくなどの
ルールを決めてみてはいかがでしょう。

お店の人と
前もって打ち合わせを
することもできるでしょうし、
ご心配になっている部分を、
もう一度整理してみてはいかがでしょうか?

なぜそう思っているのかを考え、
何を支援すればよいのか?
自立はどうやって手に入れるのか?
そんな視点で考え言っていただければと思います。

もし、お店の人に協力を依頼し頼れれば、
人にSOSを言えるスキルが
身につくこともあると思います。
それが地域やまちの人とのつながりにも

なるのではないでしょうか?

買い物も自立という視点で、

よーーーく考えてトライしてみましょう!