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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」者事業所を客観視してみること

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「障害」児・者団体の代表なんてしていると

様々なところへ出向くことやちょっと役職をもらって

事業所などに入ることや相談にのることもある。

その時に様々な視点の在り方に私自身気づかされるし・・・

考えさせられることが多くある。
それって・・・利用者主体になってますか?

ホントに1番困っている人は誰ですか?ってことです・・・


事業所でよく聞くのは・・・


「職員が困っています」これを学校に置き換えると

「学校で困っています」「クラスで困っています」

みたいになるのでしょうか?

利用者の表面的な動きなどで困っているために、
何とか利用者の今やっている動きを
改善したいという視点になってるってことだと思いますが・・・・
 
利用者の人がそういう動きになるのは、
利用者自身が困っているからです。
誰が困っていることなのか?この主語は?
この問題の主人公にするべき主語は・・・利用者であり
職員や先生ではありません。
 
職員や先生の支援方法や関わり方を
まず変えることを再確認すべきですよねーーー
 
まずは・・・
利用者のできることや
こだわっていることに目を向けます。
こだわっていることは、その方の役割にすることができますよね。
職員が湯呑を置いた後の位置の調整などに
こだわっているようであれば、
その人には、置く場所にこだわりがあるなら
その役割がきっと適しています。
 
中には利用者がしていることを
監視しているような利用者さんもいますよねーー
そうしたらその様子を活かした役割があるのではないでしょうか?
そこに問題を感じるのではなく、
そこにその方の強みを見つけましょう。

本人のできることの中でやる自立
福祉的支援の目的は自立。
自立をそぐことのないようにすることは大事です。
利用者の人も自分たち支援者側も・・・です。
できない中で難しいことをやると辛さが増したり、
自立度が低くなったりします。
また逆に、できることをさせないことで
その社会的「障害」が重くなります。
支援というのは、
できないところに目を向け、
できるための工夫をしたり、
できないことはSOSを言えたりするようになることにつなげること。
 
利用者ができることを支援側がやっているのは、
支援側の仕事を増やすことになることばかりか・・・
利用者の方ができることまでやってしまうのは、
いらぬお節介。
 ひとりでできることを増やすこと
ひとりでできる時間をもつということも、
イメージしておくようにしましょう
 
事が起きてから対処するように関わるのではなく、
事前準備に目を向ける。ここが重要です。
 ここを間違っていると、
常に問題や課題が起きてからの対処となり、
また、問題や課題は出てきます。
 
その方に、
自分がどんなことをすれば、
生活がしやすいか?を考え、
事前に手立てをすること。
 
これが、事前にするべき準備です。
 
常に事後になっていないか?考えてみてくださいね。

また・・・誰でもそうですが・・・
知らないことはできない!!
これは支援側も家族も本人も誰でもそうです。
できていないその人に対し、
「なんでできないの?」と
言ったりしないことです。
 
知らなければできません。
知ればできることはたくさんあります。
あなたも知らないことはたくさんあります。
知れば、できることにつながることも
たくさんあります。
 
知らなくてやっていない人に対して
批判非難するのではなく、
あなたが知っていることをわかりやすく伝えていくことが
あなたの役割ではないでしょうか?

また・・・しゃべりすぎないこと
毎日、話かけることが支援だと
勘違いしている支援者が多くいます。
 
また、中には支援者側から質問をしておいて、
利用者が考えているにもかかわらず、
その時間が待てなくて・・・
自らまた話しかけている支援者も多くいます。
 
その人が考えている時間は、あなたが待つ時間。
 
自分は話し始めたら、
相手はどういう状態になるのか、
想像してみることです。
 本人が主人公になるよう、
むやみに話しかけすぎないこと。
相手から話してくることを待つ。
そういう関わりの割合を増やすことも大事ではないでしょうか?
 

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関わることが支援だと勘違いしている人も多い。
関わればできることは確実に減ります。
 距離を置いて見守り、SOSが出たら間髪入れず支援に入る。
そういうことが安心を作り出す結果につながります。
 
心地よい生活って、どんな生活でしょうか?
「障害」児・者は、支援者がそばにいることが
心地よいはずだと思い込まないことです。
そばに支援者がいない方が、ホントは心地よい生活。
 
支援者の露出を減らし、風景の一部になりましょう。
 
職員や支援者同士の意見が違うことは当たり前。
そして、ベテランだからと言って
その意見がよいとは限りません。
 何のために誰のために意見を言うのかを
チームとして決めておきましょう。
そうすれば、誰がどんな意見をいったとしても、
利用者のための意見として考えることができますし、
利用者のための意見として認識が持てます。
 
 また、新しいことをするなら、何かを省くことです。
さもないと支援者が壊れていきます。
人材不足が叫ばれる今、自分たちの仕事の良しあしを決めていかなければ、
一緒に働こうとする人は増えていかないでしょう。
 
残業ありきボランティア精神
愛でカバー
 
そういう旧態依然の考え方では
これから先細りではないかと自覚していただきたいものですね。
 
自分たちで考えようとしている事業所はぐんと伸びます。
 
きついことも多いかもしれませんが、
私は・・・自分たちで答えが出せる事業所に育つことが大切だと思います。
 
間違ったって言い。
そ子から、学びや発見があり・・・また考えていく。
 
利用者のためにと前に進もうとする事業所は、
観ていてかかわって応援したい事業所です。
 
つまりは、利用者の方たちからも
応援してもらえる事業所だと思います。
 
もちろんこれ以外の視点も多々ありますがねーーー。
 
長い時間職員たちだけで答えを出せないで
利用者の方に迷惑をかけているようでしたら・・・
外部コンサルを1回でも使ってみることも大切かもしれませんね
 
客観視すること・・・
自分の頭の上の埃は気づきませんからねーーー