人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」彼らの才能をプロデュースすること

f:id:variouspeople:20201124162626j:plain

「障害」がある人のものづくり。
あなたが知っているその人の
得意なこと、好きなことを知っていますか?

こどものころから親が気づき、
その道を伸ばそうと思いやっていらっしゃる方も少なくありません。
「アート」の世界で、道が開ける場合もあるし、

ハンドメイドの世界で作家として生きていくこともあるかもしれないし

そこから商売として、お金を稼ぐことにもつながるかもしれません。

これは、「障害」があるなしに関わらずだとは思うのですが、
いわゆる健常と言われる人たちは・・・

自分が好きなことをしていたり、
それをやりたいと主張できると思いますが、
「障害」があるお子さんは、
自己主張ができなかったり、
楽しいのに表現上、楽しそうに見えてこなかったり

することもあると思います。

また、毎日、集中をしすぎてしまい、
1日で1作品を作ってしまったり、
昼夜逆転してまで、物作りに没頭してしまう事もあり、
親から止められたりもする可能性だってあります。

また、事業所などに通っていると、
本当はものづくりの方が好きだししたいことなのに、
事業所に行くことが主となり、下請け作業のような仕事で疲れて、
時間も足りず、ものづくりに集中できないこともあるかもしれません。

彼らの力を
彼らが自由に使って、
作品を作ったり、やりたいことに
没頭できたり、
職人・アーティストたちがしているようなことを
できる可能性には周囲の理解が必要となります。

お金もかかるからと、
充分にさせてもらえないのも、とても残念なことです。

学校も事業所も、
個人の得意な分野は、「趣味」で収まってしまいがちで、
どなたかがプロデュースしない限り、
彼らの作品は、世の中では人の目には触れないことにもなります。

ものをつくることが好きな子であれば、
ぜひ、伸ばしてほしいと思うのです。

大人になったときに、どんな作品になったり、
そこからどんな商品になるかもわかりませんが、
アート・文化としてとらえるなら、
あなたから見たらがらくたでも落書きだとしても、
これが何になるかな?と考えて、

わくわくしてみませんか?

さて、「障害」者で、
「障害」者雇用企業などで働いていない人だと、
ほとんどの人が、
「障害」事業所に行くような
仕組みになっていますが、
その人の持つ能力を最大限に活かしたり、
その人のやりたいことをやるというスタンスを
活かすことをお考えになりませんか?

その人のしていることを
趣味の域で終わらせることはありません。
もしかしたら職人の域かもしれないのです。

アーティストとして、
その人の持つ作品が商品となるには、プロデュース力です。

もちろんそういうことをしている事業所に行く
という考え方もありますが、
事業所に行く日数を減らして作品作りをしても良いのです。

事業所ありきでは、考えないことです。

その人の持つ「できること」や「やりたいこと」を
できる方が、その人らしい事で

素晴らしい人生だと思いませんか?
できれば好きなことが仕事になることは
良いことだと思いませんか?

ですから、私たちは支援の一環として、
プロデュースをする側に回りましょう。

その際、支援者側の力に不足を感じるのであれば、
それは、外部の専門家を使うことをお勧めしますし、
その手のことをしている団体や事業所に頼みましょう。

f:id:variouspeople:20201019202519j:plain

みんなと一緒と同じ道を行く必要はないのです。

趣味ではなく職業として考える、
ものづくりアーティストという視点、
そして、あなたがそのプロデュース側に回るという視点を
持つこともまた、
その人の作業支援の一環として考えましょう。

私達も福祉の担い手として

様々なものづくりを日々プロデュースしています。

どうやっていくか?何ができるか?

考えることは「ワクワク」の連続です。