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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~片付けってできますか?~

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「障害」児・者は、なかなか、片づけができない方が多いですね。

(うちの子もできません・・・定期的にやらないと・・・)
支援者が「片づけをして!」といったところで
できないということは、支援者の工夫も必要です。

(うちも圧倒的にモノが多いから・・・私のせいです)

 

だいたい大きな理由は5つくらいあると思います。

1.片づける場所がわからない
物には指定場所が必要です。
片づけて!といっても、
この物をどこにしまうのかがわからなければ、しまえません。
本はどこなのか?
このぬいぐるみはどこにしまうのか?
その場所を決め、表示や色分けや写メなどで
彼らにわかりやすくすることです。

2.片づける時間がわからない

いつやったらよいのかがわからない。
施設の活動であれば、終わりの時間が明確なので、
その最後にやれると思いますが、
お家だと、いつ片づけをするのかがわかりにくい。
家族がいれば、今から片付けの時間という時間を作ることもありますが
通常の生活の中では、設定しにくいかもしれません。
そうすると、どんどんモノがあふれてきてしまい、
よけいに片づけが、しにくくなっていくようです。

特に一人暮らしの人などは、あえて支援者から時間を指定して、
この日のこの時間にやろうという形に持っていくのも良いようですね。
ひとりでスケジュールを組み立てられるようになるには、
時間もかかります。

また、片付けすることを維持するのは難しい。

よって・・・ときには他者が片付けることも・・・

3.いるものと要らないものがわからない
使うものなのか、使わないものなのかがわからないので、
とりあえずとっておく。

モノが多くなり過ぎると、どこにあるのかもわからなくなるので、
また買ってしまうという悪循環もあります。

多すぎる方は、まず減らすことが大事ですね。
そこまでは支援者が、
一緒に片づけたほうが良いかもしれませんね。
1個買ったら2個捨てる等の方法もありますね。

(モノが少なくなるまで・・・)
透明な衣装ケースに入れるのもわかりやすくなるかもですね。

4.どこから手をつけていいかがわからない
今日は何をやる、どこをやると決めたほうがやりやすい。
洋服、本などのモノや、
テーブルの上、台所、玄関などの空間や
また、今日はこの引き出し1つ分しよう!!などの量です。

一番気になるところからするのが良かったり、
左端からとか、家の入口から
といったやり方もあります。
ここは相談しながら、その方がやれるような部分を決めてみましょう。

5.片づけをしたという状態なのかがわからない
施設でいうとロッカーの中が汚い人がいます。
たたむということができずに脱いだら脱ぎっぱなし。
洋服も裏返し。

でも、これは本人にとっては、困ってない

本人にとっての「片づいている状態」のようです。

どういう状態が片づいている状態なのかは、人それぞれ違いますよね?
片づけのイメージ、支援者とご本人とは違うのです。
その状態を、その方と話し合って、
どんな状態が片付いていて、物の出し入れがしやすく、
清潔で、快適な生活になるか?
そんな視点で、片付けの状態を共有しましょう。

 

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最初は支援者が入って行くことになるかもしれません。
ひとりで、していただくときには、時間は必要ですが、
その方が大変だ・・・苦労してしまうにならない方法を

話し合ってみてください。
また、片付けは苦手なんだということを

支援者は、頭に入れながら、
小さいときから、自分で片づけをするコツがつかめるように、
お家で、練習をする機会があったほうがいいなーーーと思います。

一緒にチャレンジしていきましょう・・・