今年も成人式のニュースが流れる。
“元気もの”が式典で暴れたり
どこぞの市長は歌ったり踊ったり
w、トリプル成人式の実施だったり
面白い企画もあるようだ。
うちの娘(知的しょうがい)の子の成人式は
まあ、ちびっ子だったので
着物がレンタルでは・・・ないない・・・
これは困った困ったと・・・
急遽つくることに・・・
小さいので総柄はいい柄が消えてしまったりして
着物選びにも時間がかかることかかること・・・
美容室の予約も遅かった?(1年前が常識らしい)
ので・・・
朝が5時・・・式典10時~
着物着て食事やトイレもあるのに・・・大丈夫かあ~
着崩れたり、セットや化粧は大丈夫???????
不安ふあん不安ふあん・・・・
準備を含め・・・不安だらけの準備の幕開け・・・
初めてきちんとお化粧をして、
初めてではないけど、しっかり着物を着つけて・・・
20歳という節目のとき・・・
朝早くて大変なのに・・・彼女は
「眠たい、眠たい」と言いながらもニコニコ笑顔
「綺麗にしようね・・・」
って言葉に・・・うんうんうんとうなずく・・・
やはり・・・女子・・・
“きれい”にはやはり弱い・・・っていうか
“好き”なんだな・・・
これには、やはり
多少きつくても眠くても“我慢”できるんだ・・・・
なるほどなるほど・・・
成長したな~
んーーーーーーーここはまずまず上手くいった。
次は式典、
「どうしよう?誰と入る?親がついておくべき・・・」
式場で友達(知的しょうがい)と合流。
2人でどうする?2人ならいけるか?
ケンカしないかな???????
何て悩んでいると
「おー〇坊やん〇坊、、、俺わかる」
ウォーーーーーー何だか頭に稲妻?
「〇坊、元気やった?おれ俺、、、思い出
せる・・・・ ▽▽」
凄い派手で奇抜な紋付き袴やなあーーーーーーー
「あー〇ちゃん、変わってないね・・・」
「あ、こんにちは、〇ちゃん。」
次々に中学校の同級生が声をかけてくれる。
そして
「私達一緒に行きますから大丈夫ですよ。いこいこ」
「▼先生があっちにいたよーーーいこいこ」
ってあっけなく連れていってもらった。
私たちはビデオで会場が映る場所で待機。
(どこにいるかはさっぱり判らない・・・)
何だか落ち着かずソワソワ・・・ソワソワ・・・
(私の方が子どもだ・・・)
終わったら速攻ーーーーー会場入り口に・・・・
先に別中学校の友達(知的しょうがい)に会う。
「私も一緒に入ったとよーーー」
とお母さんと一緒に出てきた。
「そうなん?うちは友達と一緒にさっさと行っちゃっ
て・・・」
「じゃ」
と待っている私をしり目に
その子は隅の方で2人いた支援学校の子のところへ行った。
・・・・と娘は、
たくさんの友達に囲まれて
ワーワー騒ぎながら、先生と一緒に出てきた。
小さくてもみくちゃにされながら出てきた彼女。
多少の着崩れはあったものの・・・すぐに直せた。
先生が
「今日、夜クラス会の飲み会をするんだけど・・・
クラス委員に〇ちゃんのお母さんに〇ちゃ
んに絶対来てもらえるように
言っといてって言われて・・・大丈夫?」
とのこと・・・
本人に聞くと
「行きたい行きたい。飲みに行きたい。」
と・・・
時間を聴いて、間に合うように時間調整をして
(この間、写真館で写真を友達と撮る。超ハード(/ω\))
で・・・・私の実家に急いだ。
(ここから高速で1時間半くらい・・・現在14時)
なぜか?
多分、父は、生命の期限がそう長くはなかったから・・・
朝早くから着付けている彼女・・・いくら何でも疲れていた。
が頑張った。
「じいちゃん、どう?」
「可愛いね。赤が似合ってるね・・・」
父は嬉しそうだった。
「ごめん。夜クラス会があるらしく
て・・・1時間だけどもう帰るね・・・」
「無理してこんでも良かったのに・・・ありがとね」
「ううん・・・〇が、どうしても見せたいって言うから・・・」
(早く帰って脱ぎたいと言っていたのだが・・・)
で急いでユーターン!!!!
(その後父は7月に他界、やはり連れて行って良かった。)
帰りの車で彼女は寝てしまって
ヘアーセットはグチャグチャ
私がつくったプリザーブドフラワーの髪飾りはバラバラ・・・( ;∀;)
悲惨な状態に・・・
まあーーーーーー仕方ない( ^ω^)・・・
よーーーー頑張ってくれた。
その後、みんなでクラス会。楽しそうな写真、
飲んだ飲んだ・・・
「▼君にチューした」って・・・
おいおい・・・
酔っ払い・・・・。
テレビ報道を見ながら、あの日のコト・・・
久しぶりに微笑ましく思い出していた・・・・