人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

普通学級6%「合理的配慮」って知ってますか?

f:id:variouspeople:20191208211741j:plain


私達の会は、年に1回

市の教育委員会との話し合いをしています。

毎回市内の各学校の保護者に

学校を通じて案内が行き

各学校ごとに来年度の要望をまとめて

話し合いをする。

大体、毎年11月くらいですかねーーー

教育委員会側もだいたい7人くらい

私たち側は大体20~30人くらいでしょうか??

それぞれの学校から

それぞれ意見や要望をもって集まってきます。

その中には・・・本当に

 

「すぐやらなきゃいけないこと」

 

「緊急性があること」

 

 

もあれば・・・

 

「んーーーこれは担当課が違う」

 

「それは学校で管理職がやること」

 

と思うこともあり

 

なかには

 

「ん???それって個人的なこと?」

 

「ん?それって

コミュニケーション先生とちゃんとやってる?」

 

って思うこともある。

 

そう普通急に6%ほどいるといわれる

発達しょうがいの子ども達・・・

今、その子達が日々学校できつい思いをしている・・・

っていうのは・・・

この話し合いの中でも良く聴く話。

 

個人的にも

 

「学校に行きたがらなくなってきた・・・」

 

「学校から帰ってきたら、機嫌が悪く荒れる」

 

「学校から帰ってくると疲れていてふさぎ込んでいる」

 

そんなことも聴いてきました。

 

そもそも・・・

6パーセント普通級にいるといわれる

発達しょうがいの子ども達の

配慮をしようということになり

「特別支援教育」だと叫ばれはじめ、

その配慮を

「合理的配慮」

と呼び、

これらが必要な子ども達には

 

「やりますよ」

 

ということを文科省が宣言しました。

 

これは・・・

決して特別支援学級に入らなきゃ受けられない

とかって

そんなことではないんですよ・・・

どの学級にいても受けることができる。

むしろ・・・受けられなきゃおかしいんです。

 

だからといって、

全員が全員、その問題で悩んでいる困っている・・・

というわけでもなくて

ちゃーーーんと配慮をしてもらって

スムーズというか

みんなで理解し合おうとして学級で

頑張っている例も少なくありません。

 

f:id:variouspeople:20191208211933j:plain


娘が(現在20歳)中学校に行っているとき、

ĀDHDの同級生がクラスにいました。

クラスの中で自分自身で急に授業中に立ち上がって

「自分はĀDHDです」

といったそうです。

クラスはキョトーーーンだったようですが

 

「今、それを言わなければいけなかったの??

みんなにそれを言ってよかったの??」

 

って先生が言われて・・・

 

「いいんです。

ドクターは言っても言わなくてもいいって

言ったけど・・・言いたかったんです」

 

とその子は言ったそうです。

 

娘が帰ってきてからそのことを矢継ぎ早に話しました。

 

「ĀDHDった何??」って説明から

 

「これを聴いてみんななんて言ってた??

あなたはどう思った??」

 

って聞いたら・・・

 

「うん・・・そうなんだ・・・

そんなとこもあるなーーー

って今・・・思ったけど・・・

 

そんなこと言わなくても◎◎は◎◎やん。

 

そんなちょっと変わった奴やん。

 

だから・・・今までと、なんも変わらん。

 

それは、みんなも一緒だと言ってたよ・・・」

 

って・・・言ってました。

 

それから参観に行ったときに全体を見回すと

あーーーあの子かなーーー

って思う子がいた。

んーーー行動がマイペース・・・

誰が見てても塾の宿題らしきものをしていたり・・・

時には寝てる・・・

(薬の影響も・・・あるんだろうなーーー

飲んでるって聞いたから)

 

これは・・・本人が・・・

自ら自己開示し「合理的配慮」を

するべきだ・・・とは言わないけど・・・

感じさせる自己宣言。

 

だけど・・・ほとんどの『悩み』の中にいる方は

ココのところをよーーーく学校と理詰めで

話し合われてないのではないでしょうか??

 

義務教育の期間はあっという間・・・

地域の友達とお互いに学び合う時間も有限です。

せっかくの学校生活を

子どもの権利を台無しにしないように

しっかり考えていきたいですよね・・・

 

やり方がわからないときは・・・

周りに相談する人、教育委員会、福祉課、相談支援員、

親の会、先輩・・・たくさんいると思いますよ・・・

 

ひとりで・・・できないときには・・・

周りと一緒に・・・

みんなでやっていきましょう・・・