「自分の親が許せないなんて・・・私ってどうかしてる?」
「いくら虐待されたからって・・・いつまでも嫌いなんて」
「毒親でも育ててくれた恩はあるのだから・・・」
子どもの頃のことを考えても・・・
「なんで??」「何した?」の理由はわからなくても・・・
叩かれた、なじられた、暴言を吐かれた、ヒステリー、さげすまされた・・・
様々な悲しくて・・・辛い思いだけは覚えてる
当の本人も「なぜ??」なんて覚えてはいない・・・
「あんたが悪かったから・・・」
「言うことを聴かなかったから・・・」
「約束を破ったから・・・」
・・・って事くらいしか言わないから・・・
私もこんな高齢者になっても・・・
母親との折り合いは悪い・・・(笑)
なるべく関わらないようにしています。必要最低限・・・
・・・でないと・・・こちらの神経が持たないんですよネーーー
親としてこの世に生を受けさせてくれたことには感謝していますが・・・
その感謝の気持ちと・・・親子関係は・・・全くの別物です。
感謝はしつつ・・・だからこそ・・・お互いの距離をとった方がいいって
こともあるのですから・・・
子どもの時だけでなく・・・大人になっても・・・
親子関係なんて・・・そうそう簡単には変わるわけがない・・・
大人になって・・・自分の足で様々なところへ動くようになって
たくさんの人やモノに触れ合っていくと・・・
「あーーー私って世間が狭かったなーーー」
「ん---こんなに偏りがあったんだなーーー」
・・・って気づくことが多くて・・・
世間知らずで・・・社会勉強不足で・・・ホントに不自由だったんだーーー
って気が付くことがたくさん・・・
「あーーーあんなこともやりたかった」
「こんなこともやれたんだーーー」
もっと自分の考えを自由にやってみたかったなーーーってこと・・・
学生時代に思いっきりできなかったこと・・・
大人になってそれも子どもを産んでから・・・やっと・・・やっと・・・
なんだか・・・いろんなことが吹っ切れたんだよねーーー
自分は自分であっていい・・・アリのママの自分でいいんだ
やっていいんだ・・・挑戦して・・・いきたいことやりたいこと・・・
いぇればいいだけ・・・
そう思えるようになったのは・・・
「障害」児の娘のお陰かもしれない・・・
この子のことでも・・・ずっと・・・親に言われたりされたりしたことで
しこりみたいなものがずーーーっとあったんだけど・・・
でも・・・それはそれで・・・もういいの・・・
人はそう簡単には変わらない・・・変わらなくてもいい・・・
ただ・・・自分がご機嫌で・・・子ども達に向き合えること・・・
自分が子ども達のやりたいことを邪魔しないように・・・
口出ししすぎたり・・・お互いの人生を大事にしあうこと・・・
自分が嫌だったことを子ども達にしないよう・・・それだけは・・・
気を付けてきた・・
だから・・・
「私は母を今でも嫌いです。」
でも・・・そんな母を許せない・・・そんな自分を許す・・・仕方ないね・・・って・・・
でも・・・恨んだり嫌なことしたりとか・・・本人の前で不機嫌とかはない・・・
ふつーーーにノー――マルに・・・
理不尽なこと言われたりされたりしても・・・
それはそれ・・・・「フ―――ン」って感じだし・・・
そんなときは近づかないし・・・話もしない・・・
それでバランスが取れてれば・・・それでいいんじゃあない??
どんなに近しい人でも「嫌い」って悪いことではないと思う。
距離の取り方・・・学んで・・・
やってけば・・・
まーーー楽になるよーーー