池袋暴走事故、ひとり残された遺族の悲痛な
そして、心痛の中にいながらの素晴らしい対応に
さらに悲しみがあふれた。
献花台へのみなさんへのお礼を述べると共に
ただただ、悲しくやるせない気持ち。。。
娘の成長の喜びと妻との未来を一瞬にして奪われてしまったことの
くやしさ・・・
それは、どれだけたっても消えることはないのだけど・・・
『妻と娘は本当に優しく、人を恨むよ
うな性格ではありませんでした。
私も2人を尊重し、本来ならばそうした
いです。ですが、私の最愛の2人の命を
奪ったという相応の罪を償ってほしい
です。』
と・・・そして恥ずかしがり屋だった妻とお子さんの写真を公開し、
必死に生きてきた若い女性とたった3歳でこの世を去らなければなら
なかった命があったんだと現実的に感じてほしいと訴えた。
『現実的に感じていただければ
運転に不安があることを自覚した
うえでの運転や飲酒運転、あおり
運転、運転中の携帯電話の使用な
どの危険運転をしそうになった
時、亡くなった2人を思い出し、
思いとどまってくれるかもしれな
い。そうすれば、亡くならなくて
いい人が亡くならずにすむかもし
れない。』
そして最後に
『それぞれの家庭で事情があるこ
とは重々承知していますが、少し
でも運転に不安がある人は車を運
転しない選択肢を考えてほしい。
また、周囲の方々も本人に働きか
けてほしい。家族の中に運転に不
安のある方がいるならば、今一度
家族内で考えてほしい。それが世
の中に広がれば、交通事故による
犠牲者を減らせるかもしれない。
そうすれば、妻と娘も少しは浮か
ばれるのではないかと思いま
す。』
と、がっくりと肩を落とされながらも気丈にしめくくっていた。
事務所で作業しながらも・・・話題になり・・・
“何歳になったら返納か?”
それは、それぞれ違うだろうけど・・・
判断能力のあるうちがいいよね・・・って話になり・・・
自分の親も返納させるのが大変だった話なんかもあっていた。
返納するためには環境の整備や返納した後の生活が不便なものに
ならないように周りも協力していかなくてはならない・・・
その場合の交通手段や金銭面・・・そんなことも早め早めに準備しと
かないとね・・・
そういえば・・・コミュニティバスの路線図での停留所の少なさが
確か、地域の総会で高齢者の方の意見で上がっていたなーーー。
そんなことも・・・1つ1つ・・・
今、自分には必要ないから・・・考えなくていいのではなくて
みんなで考えていくってことが大事だよね・・・
そうそう・・・ある自治区では自治区運営のコミュニティバスが走っ
ていた。
先日、あの運営ってどうやってやっているのか聴いたら
バスは市が提供し、運営は地元の自治区でやっていると聞いた。
んーーー。これから急激な高齢化の世の中になる・・・
運転できなくなる人も急激に増えていくってコト・・・
そして、生活難民になってしまうことも考えると・・・
そんなことも早め早めに考えていかなくてはならない問題だ。
今回の大惨事も他人事ではない・・・
特に車がないと不便な地域に住んでいればいるほど・・・
改善できるところは早め早めに動いて・・・
しっかり考え、こんな悲惨なことが
どこにいても起こらないように心していかなくては・・・
みんなが安心安全にいつまでも・・・
命の限り・・・暮らしていけるように