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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」・出生前診断・デザイナーべビー

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「障害」児の出征の確率は・・・

その「障害」によって異なりますが

1000分の1とか100分の1とか・・・

よく「何人に1人」なんてことをよく聞くと思います。

 

実際、私も「障害」児の母になるまでは・・・

正直そんなことを考えてみることもありませんでした。

だけど・・・「障害」児を生んだとたん突き付けられるんです。

 

医師から言われるんですねーーー説明されるんです。

「このしょうがいは何百人に一人で女児より男児が多く・・・」

みたいな・・・そこからまたたたみかけられる確率論・・・

「1回産んでしまうと確率は何百人に1人が数十人に1人・・・」

みたいな・・・

だから・・・これかはーーーって次々ン説明が・・・

 

最近はおなかに赤ちゃんが宿った時点で

出生前診断などが選択できることがありますねーーー

そこで命の選別ができる・・・

先天性の染色体異常がわかる・・・ってことです。

私達「障害」児・者の親は何らか・・・

自分で自分を責めたり、身近な人から責められたり

世間の人から責められたりを感じてきています。

それは「自己責任論」

 

「妊娠中のあの時のあれがいけなかったのか?」

「私の体に何か原因があるのか?」

「親戚縁者に誰かいるのでは?」

 

そうやって原因追及をしたりされたりしてきているのです。

それが・・・

今では出生前にできるとなれば・・・

もしせずに産んだとき・・・

更に「自己責任論」は加速するのではないか?

そんな危うさを感じます。

胎児の遺伝子疾患を調べることで

染色体異常の赤ちゃんが生まれる確率は低くなる

(0%ではないですけどね・・・)

 

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そのためには結婚して親になりたいと思ったときから

知識力、診断に臨む実行力、費用を捻出する経済力

診断機関を選ぶ情報力、診断が下されたときの決断力

様々な自分をフル回転させる準備がいりますね。

ある種の「力」が試されるとき・・・

そこには「自己責任論」が生じたりします。

これからは・・・もしかしたら

 

「あなたが出生前診断をしなかったから」

「あなたが受ける決断をしなかった」

 

なんていわれるのではないか?って心配です。

 

最近の世の中では「デザイナーベビー」とやらも???

受精卵を遺伝子操作して優れた知力、身体能力や容姿などを備え

産れてこれるとか??

人の「生」の問題がそういう状態に扱われていく・・・

そんな世の中になってきたのです。

この問題が「賛成」とか「反対」とか・・・私の意見など・・・

どうでもいいことです。

経済力のある人はどこまでも追及するだろうし

調べたい先進的なことをやりたい人は

そうやって人の「命」も選択するような研究を

続けることもあるのでしょう。

 

だけど・・・

ただ・・・このような世の中の状態が

「障害」児・者を受け入れることができない

不寛容な社会になるのではないか?と不安を覚えます。

今現在・・・「苦しんでいる」「追い込まれている」

そんな人にとって・・・先進的な技術が「救い」にもなるし

「希望」にもなる・・・

だけど・・・反面・・・

社会の状況をゆがめてしまうこともある・・・

あなたは・・・この状況をどう考え・・・

大人としてどう・・・行動していけば・・・いいと思いますか?

「障害」児・者日々関わっていると・・・

「表裏一体」そんなことばかりだなーーーって感じています。