昨日からリカレント教育について書いていますが
リカレント教育が注目を浴び始めたのは、
日本の社会情勢の変容と雇用の変化です。
終身雇用・年功序列が崩壊し始め・・・
実力主義社会へと変化してきています。
長く働いている人が評価される社会情勢ではなく、
学びを積み重ね自己アップデートを繰り返す人が評価される時代がやってきました。
働く期間も延び続け、18歳からまーーー20代まで学んだとしても
それが退職まで通用する世の中ではありません。
一昔前は転職がネガティブだった時代から、
転職が「セカンドキャリア」としてポジティブに捉えられるようになってきています。もちろん、転職はいつの時代も不安がつきまとうことには変わりありませんが、
いいセカンドキャリアのスタートを切る人の特徴は、
技術進化により仕事の幅の広さもしっかりと認知した上で
その行動をとっています。
社会的なキャリアのシフトチェンジは、さらにもっと速度を増すことでしょう。
常に学びを繰り返し自己アップデートをする人、つまり変化し続ける人が
どのような場でもハツラツと生きていられるのではないでしょうか?
リカレント教育で得られるものは「キャリアアップ」や「スキルアップ」です。
リカレント教育の素晴らしい所は、
学歴やキャリアブランクにより劣等感を感じていた人も
「リカレント教育」によって、
何歳になっても自分に向いたキャリアに向けての学び直しが出来るところです。
近年は、定年を迎えた人たちがリカレント教育によって、
残りの人生と向き合う人も見かけるようになりました。
今までも「リカレント教育」が無かったわけでは決してありません。
- 職業訓練
- 通信大学
- 通信講座
- 民間の資格学校 など
これらもリカレント教育の一部で、多くの方が耳にしたことがあると思います。
しかしながら「高学歴」「大企業」「終身雇用」が中心だった時代には、
これらは「職探しの一環」として捉えられることも多かったようです。
「自分らしいキャリアの積み上げ」「自分らしい学び」
「何歳になってもやり直せる」
という、個人の生き方・働き方の多様化する時代です。
そのことを意識しながら年齢を重ね、育児とも向き合っていきたいですよね。
リカレント教育の環境が整い始めている「今」
やりたいこと、取り組んでみたいことがあるならぜひ取り組んでみてください。
やりたいことが見つからないという人も・・・
少しでも行動を起こし知見を取り入れてみてください。
実は「やりたいことを見つける」って、とても大切なことでありながら
とても難しいことで、私も常に問い続けて今に至っています。
待っていてはやってこない
「やりたいこと」まずは自分で動いてみてくださいね。
近年は「勉強のデフレ」ではなでしょうか?
何か学ぼうと思った場合、探してみれば安く学ぶことが出来る時代。
昔は英語もセット購入して数十万円・月謝が1万円等だったかと思います。
英語に限りません。社会人が何かを学ぼうと思えば、
社会人にしか払えないような金額設定されていることが多かったです。
しかし、今は月に1万円払えば、かなり多くのことを学ぶこと
情報を手に入れることが出来ます。
またYouTubeなどだと、課金しなくても情報が溢れている時代\(◎o◎)/!
大人になってからのリカレント教育は
自分にとって必要なスキルを身につけるもの、
教える側も商売なので、「反応」「集客」「発信力」と
自身のスキルが問われます。
つまらなければ、たとえ無料でも見に来てくれる人はいない。
役立つ情報でなければ拡散もされない。
一方通行だった義務教育(学校教育)より
「主体的に学びたいと思う人」「提供価値を高める人」
の双方が努力を積み重ねる「リカレント教育」を意味ある学びだと私は考えます。
学び方も多様化しています。
昔は本を読むって言うと「時間」を作らなきゃ読めなかったけれど、
今は主婦でも忙しいサラリーマンでも
「ながら読書・聞く読書」なんかもあり
スマホとイヤホンさえあれば家事しながらでも移動しながらでも
知見を手に入れることが出来る。
しかも数千円でものすごい知見を手に入れることが出来るのです。
「主婦は学ぶ時間もお金もなくて、稼ぐ主や独身者だけが学ぶ時間もお金もある」
過去に当たり前だったそんなことも・・・
学ぶチャンスは広がってきています。
家庭環境や個々の背景に関係なく学べる格差社会のない平等な社会で、
より多くの子ども達に大人になって活躍して欲しいなーーーと考えます。
そのために何歳からでも始められる「リカレント教育」
あなたはどのように考えますか?