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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」虐待防止?ではなく虐待予防の取り組みを・・・

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虐待防止・・・ここは

「障害」児・者問題をやってると背中あわせである

・・・ということ
みなさんも意識したことはありませんか?

では、虐待予防という言葉は?聞いたことありますか?
んーーーなんか・・・ピンと来ないかもしれません。

あなたは・・・虐待を発見したらどうしますか?
という視点もありますが、
虐待をしない・させないためにするべきことは何か?
という視点が私は大切だと思います。

では虐待防止と虐待予防の違いを
考えてみましょう。

障害者虐待防止法という法律にも見られる、
「虐待防止」は、ことが起きたら
どう対処するか?がメインです。

もちろん、法律には、
「障害」児・者を虐待してはならないとも
うたってあります。

本来ならそれだけでいいのですが・・・

なくならないから、
防止の視点で法律ができており、虐待が起きたら、
それを止めるために、
こんなシステムがあるよとなっています。

さて、虐待があると認識している施設では、
虐待防止の考え方でよいにしても、
虐待がないと思っている施設のほうが
明らかに多くあるそうなんですよ。


「うちの職員は虐待をしていない」「うちにはそんな職員はいない」

思っている施設は、
本当に虐待がないのでしょうか?

問題なのは、支援の最中にしていることが、
虐待と認識されていないことです。

うちの支援は良い支援と自慢しているような場合でも、
それは虐待ですよーーーと

言うケースもあるのです。


支援をしている最中に
良かれと思った関わりのため、推し進める傾向もあり、
長く続くと日常となり、
自分たちの支援はこれだ!と
信じてい疑うことをしなくなるからです。

この場合、
支援スキルがない職員が多くいます。
そして、
即効性のあるこの方法が良いだろうと思って、
叩く、罵声を浴びせる
大声を出す、否定するなどの
関わりをしており、
それを支援と誤解しているケースもあるらしいです。

こうしなければ。これがこの人のため・・・
そう思い込みます。

となると、
自分たちは虐待をしていないという認識になり、
虐待防止法は、
自分たちには関係のないことと
思われるのではないかと危惧します。

うちの支援は利用者を大切にしているから
間違っていない。

虐待をしていないから、うちには関係ない。

虐待など、
質の悪い職員がすることだ。

うちの利用者は特別大変だから、
この方法しかない。

このように考えている場合、
虐待防止法の効果はなく、
虐待であることに気づかず、
利用者の方が亡くなることにもつながりかねない事態が

起こることも考えられます。

本当に虐待が起きてからの虐待防止という考え方でよいのでしょうか?

虐待防止は、
していないと認識している人にとっては
不要と思い込みがちですが・・・

 

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虐待予防であれば、
全ての人がしようと思えることのはずです。

ですから・・・
うちに関係ないというイメージではなく、
虐待予防の視点で
物事を考え、虐待をしない方向を考えられる
事業所になっていただきたいと思います。

虐待をしない自分はもちろん
同僚や周りに虐待をさせない自分になる。

そこが目的です。
なぜなら、施設事業所は
個々の職員の集まりですし、マンツーマン対応のときに
発生することが多いからです。

そして、虐待をしない自分や施設になるために
できることは何か?と考えることです。

また施設管理職は、
利用者の幸せを願い、
今以上の幸せのために考動をしていきましょう。
そのために何をするのか?何ができるのか?

施設管理職は、職員まかせではいけません。
職員も・・・管理職まかせではいけません。

しない・させない、STOP虐待!

虐待防止ではなく

虐待予防を施設として取り組む宣言を・・・

ぜひしていっていただきたいと思います。