人気ブログランキング https://blog.with2.net/link/?1993112https://blog.with2.net/link/?1993112

福祉・介護ランキング
障がい者ランキング
障がい児育児ランキング
子育て支援ランキング 友だち追加

perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

支援者が多すぎて、かえって混乱している家庭のこと

「誰に相談すればいいのか、わからなくなってしまいました」

こう話してくれたお母さんがいました。

相談支援専門員、担任の先生、療育の担当者、作業療法士、言語聴覚士、

かかりつけの小児科医——

関わっている支援者が8人以上いて、

それぞれから違うことを言われて混乱していると言うのです。

支援者が多いことは、一見「手厚い支援」のように見えます。

でもそれが、家庭の混乱を生んでいることがあります。

あなたのお宅は、いかがですか?


「支援者が多すぎる」問題の構造

障がいのある子どもに関わる支援者は、それぞれ専門分野を持っています。

医療、教育、福祉——

それぞれの視点から「こうした方がいい」という提案をしてくれます。

でも、その提案が家庭の中で整合性を持っているかどうか、

誰も確認していないことが多いのです。

「療育ではこうするように言われた」「学校ではこう対応している」

「医療機関からはこう指示された」——

これらが矛盾していたとき、

親は誰の言うことを聞けばいいのか、わからなくなります。

支援者が増えるほど、親の「調整役」としての負担も増えていく。

わーーって大声をあげたくなるくらい忙しいって理由がここにあります。

これが「支援者が多すぎる」問題の本質です。


「コーディネーター不在」という現実

本来、こうした支援の調整役を担うのが相談支援専門員です。

でも現実には、相談支援専門員が十分に機能していないケースや、

担当がついていないケースもあります。

支援者が多ければ多いほど、その全体像を把握し、

整合性を保つ「コーディネーター」の存在が重要になります。

でもその役割が不在のまま、個々の支援だけが積み重なっていく。

その結果として、親が全員との連絡を取り、

全員の指示を受け、全員の連絡帳を書き、全員の保護者面談に出席する

——という状況になっていきます。

これは、とてつもなく大変な作業です。


「窓口を絞る」という整理

支援者が多すぎて混乱しているとき、

まずやってほしいことがあります。

「主担当」を一人決めることです。

すべての情報が集まる人、最終的な判断を相談できる人を、一人に絞る。

その人が他の支援者との連絡調整を担えるのが理想ですが、

難しければ、少なくとも一番には

「まずこの人に相談する」という一人を決めるだけで、

混乱が整理されることがあります。

相談支援専門員、担任の先生、長年信頼してきた療育の担当者——

誰でも構いません。「この人が主担当」と決めることで、

親の判断の軸が定まっていくはずです。


整理することを、恐れないでほしい

支援者を減らすことへの罪悪感は、誰にでもあります。

「お世話になっているのに」「この人を外したら失礼では」

という思いは、自然なことです。

でも、支援者の数を整理することは、

その支援者を切り捨てることではありません。

今の子どもに、今の家族に、最も必要な支援を選ぶことです。

ご家庭に合った支援、誰に遠慮することなく選んでいきましょう。

次回は、子どもが嫌がるサインについて詳しくお話しします。