千葉県野田市で小学校4年生の女児が虐待死した事件を
受けて文科省が2月1日以降
1度も登校していない児童生徒に教職員などが
直接面会する緊急点検を
全国の教育委員会に要請したらしい。
通知では、児童生徒に面会できなかったり
虐待が疑われたりするなど
重大な事案を認知した場合は期限を待たず
『直ちに市町村、児相、警察などの相談し
文科省に連絡する』
ように求めている。
対象は
国公立私立の幼稚園、小学校、中学校、高校、
義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、
高等専門学校、専修学校(高等課程)
保育園、認定こども園
また、厚労省、文科省で児童虐待死の再発防止策を検証するために
設置した合同プロジェクトチームで今後5月末に中間まとめを公表
する方針だそうだ。
んーーーー全国的に動くこと、
上から達しが来ると動からざるを得ないので
動くこともあるだろう・・・
しないよりはいい。いいけれど・・・
けれど根本的な問題は、
そんなことではないのだと思う。
大人がこどもの尊厳をどう感じているの
か??
子どもの権利条例なんて・・・
どの市町村でもあるはずだし・・・
機能しているはず・・・ですが
もしかして?してない???
私も学校現場にいたこともあるが・・・
朝の〇時までに連絡がなければ、こちらから連絡
連絡がつかなかったら家庭訪問か民生委員さんに連絡
を徹底している所が基本だと思うが・・・
実際そうでないところもあった。
こんなに世の中が多様化して
学校に行かない選択肢も増えてきた現在
来ない子達の実態把握は急務だと思う。
(学校にいるとき様々な問題があっていた
為・・・)
来ない=学習権の保証をしなくていい
ってことではないし・・・
最近の保護者の相談では
義務教育である学校から
帰される児童生徒の話をきくことが
びっくりすることで
学習権の保証はどうなっているの
か???
帰らされた後の責任は、保護者に
あるのか???
共働き、単身の場合・・・
誰がどう児童・生徒の責任を持つ
のか?
「障害」児の場合、福祉サービスを利用して
ほしい
と言われるみたいだが・・・
それって???
義務教育の時間内にやるべきこと
なの???
って疑問で仕方ない・・・
けれど、実際困っているわけだから・・・
結局、保護者と子どものために
事業所も相談支援も力を尽くしている。
そんな実態・・・
義務教育から子どもが追い出され
る・・・
学校はいったい誰のためのモノな
のか???
昨日も書いたが・・・
「全ての子どもの学習権を保証す
る」
そんな場ではないのか・・・
文科省が出しているはずの
インクルーシブ教育・・・
『学校には、支援が必要な子どもは分けて教育した方が、
子どもにとっても学びが高まるし、教育効果も高まる
という固定観念がある。
それを改めて問い直すことが必要』
昨日の東大の先生の言葉・・・
大人の価値観、心のアンテナのよなもの?
感性?
もっと磨かなければ
子どもの命に大切に向き合えていけないと思う。
いつも私もわかってない、わかってやれてない
そう感じながら向き合っている・・・
自分の価値観をいつも問いながら・・・