だいぶん前に・・・
「私がいっている脱毛サロンに娘(ダウン症)をお願いしたらできないって断られたのよ」
「何で?」
「責任持てないし、もし暴れたりイロイロあったら困るから。。。って」
「そんなことしないやん」
「そんなことしないし、誓約書を書いてもいいって言ったんだけど・・・ダメだった」
と聴いたことがあった。
そのときは、できないならできなくても“剃ってやれば”と思っていた。
トキがたち
下の娘が毛深さに悩む年齢となり・・・大手サロンに通ったが
あまり効果がなかったのと・・・なかなか予約が取れずに期間が終了。
何だかな~って、また、剃るのか?面倒だろうな?綺麗にならないし・・・
って感じでいた。
そして・・・暑くなって薄着の季節になって、
20代後半のうちの「障害」者の娘さん・・・
脇を剃ってやるのを私も下の子も忘れてしまう。
しょっちゅう手を挙げる・・・そのたびに気になる。
シャツの間から垣間見える腋毛・・・
う~~~ん。😢
これからいつまで誰かができるとは限らない。ヘルパーさんは剃毛は禁止事項
う~~~ん (-_-)
脱毛だ~~~。
で上記☝のことがらを思い出した。
「探さなきゃ」
できる所はあるのか?
いろいろ探していて、ある日行きつけの美容師さんが
「私がいっている個人サロンがあるよ。行ってみて・・・相談したら」
ってことで
まずは、下の子を連れて様子見・・・
“優しそう”
“丁寧だ”
“個人サロンだから待ちがない”
下の子を早速契約し、ちょっと聴いてみた。
「障害のあるこの子とかできたりします?」
「持病はありますか?」・・・と簡単な問診記入
「いや、特にないです」
「・・・(やり方や内容の説明)・・では、問題なくできますよ。」
ん・・・なんと・・・あっけない・・・ホントに・・・
「痛みはどうですか?」
「ゴムで、ぱちん とされるような感じがあるかもしれませんが・・・
弱い照射からできますよ。」
とのこと・・・
“でも彼女は怖がりで用心深い”
でも・・・
“綺麗になるには興味はある”
ん~~~( 一一)
「痛みの度合いが解らないし、彼女ができるかわからないから、私もやってもらっていいですか・・・」
なんと、唐突に出た言葉・・・
私としては、さして困ってない・・・(50代だし・・・)
今更しなくても全く問題はない・・・
(・・が、なんかあったときにボーボーは嫌かな?)
しかし
やってみないと伝えられない・・・
で、やってみた。
ブショによって痛みの強弱はあるものの・・・たいしたことはない。
「大丈夫。痛くなかった。できるよ」
娘が中に入る。
「どうですか?大丈夫?弱いとこからやりますね・・・」
「・・・・・」
「どうですか?」
「ぜんぜん、いたくない」
うぉ~ ~ ~。大成功・・・(^_-)-☆
一番痛がったのは、
一番剛毛な下の娘でしたとさ・・・でも我慢できないことはない程度。
(綺麗になりたいからね~)
そこから・・・
さまざまな「障害」児・者の保護者達へ・・・
「痛くないよ~私が実証済み・・・」
って、できるサロンがあるってことを伝え
今では、たくさんの親子が通えるようになりました。(^^)/
さまざまなブショの脱毛にもチャレンジしたり・・・
綺麗を追求する人たちも・・・
「お姉ちゃんは自分でサロン見つけていってるけど・・・
この子まではね~」
「しょうがいあってもOKなの?ホント?」
って喜んでいただいている。
素敵な出会いに感謝。
私も(^^♪今も
綺麗のおすそ分けを娘たちと共に体験させてもらっている。(笑)