発達障害の子達と向き合うとき・・・
最近・・・大人の子達に有効だった方法・・・
『WOOPの法則』
これってADHDやASDの気質を持つ方には・・・割とわかりやすくて
それでいて理論的で明確に・・・わかりやすいかも・・・って事で
やってみてきた・・・
WOOPの法則とは・・・
起こりうるネガティブ要因を先に分析することで・・・
その対処法までを計画しておくという点に特徴があると思う。
ポジティブなアプローチよりも目標管理をしやすいので・・・
結果が出やすいということで注目を集めているって言うことを聴いていたので
やってみて・・・んーーーなるほどって・・・
割と・・・やりやすかったように思う。
WOOPの法則では、
目標の設定から達成までを4つのステップに分割している。
それは次のような感じ・・・
1.願望(Wish)、2.結果(Outcome)、3.障害(Obstacle)、4.計画(Plan)。WOOPとはこれらの頭文字を取った言葉らしいのですが・・・
それぞれのステップに対して・・・
どうコミットすれば・・・目標の達成を高めることができるか?
っていうことに注目した考え方・・・
整理をしにくい課題・・・くじけやすい、継続しにくい・・・
ADHD、ASDの方たち・・・想像力や見通しの浅さから・・・
諦めたり・・・自信を無くしたりしてしまう現実の中で・・・
このWOOPの法則を用いることで・・・なりたい自分の小さな目標から・・・
コツコツとわかりやすく・・・積み上げるってことができてきた・・・
WOOPの法則の4ステップを用いた個人的な目標達成の具体例として・・・
例えばダイエット・・・
目標は・・・5キロダイエットするって言うことにした場合・・・
ここを目標とした場合には・・・
次のような計画が描けるのではないだろうか?
【1.Wish】「いつ」までに「何キロ」痩せるか?などを実現可能な具体的な数字を入れて考える。
【2.Outcome】それでどうなる?をイメージ
「自分に自信がつく」、「美スタイルになる」「健康になる」など嬉しくなるような結果を具体的にイメージする
【3.Obstacle】「間食をしてしまう」「続かない」「外食の機会が多い」
など・・・
自分がダイエットにすることにおいて障害となりうる事柄を
1つ1つ書き出して考えてみる
【4.Plan】「間食する際は・・・
太りにくいものを選ぶ」「小さなことから始める」
「友達の誘いを2回に1回は断る」など・・・
想定した障害に対する解決方法をif thenプランニングに落とし込んで
考えておく・・・
みたいな感じ・・・
WOOPの法則はネガティブなことをまず・・・想定して・・・
その対処法までをきちんと計画に落とし込んでおく手法で・・・
それが・・・確実に目標を達成できる方法として効果的だと考えられている・・・・
『できない』理由をあらかじめ想定しておく方法は・・・
くじけやすい。諦めやすい、継続に課題がある・・・そんな発達障害の子達には・・・
私はとても有効な方法として・・・使えたなーーー使えてるなーーーって
感じている・・・