『親は半生、きょうだい児は一生』
その言葉を聞いたとき・・・
小さなころからもそうなんだけど・・・
大きくなっての問題って・・・結構大きくなる・・・
小さなころから一緒に片づけてきた・・・いろんな問題は・・・
だんだん・・・解消されてきて・・・
とっても生きやすくなってきたと思う。
笑顔も増えて・・・楽しい!!うれしいも増えて・・・
でも・・・小さなころから・・・そこから何となく逃げてきて
向かい合ってこなかったってとこって・・・
きょうだいの『確執』が深くなってる・・・ってとこもある・・・
なるべく一緒の空間にいたくないというきょうだい児の要望を聞き
福祉サービスでを目いっぱい使い距離を取る努力をする・・・
家で一緒の時間は・・・なるべく共有する時間を無くすよう部屋から出ない
ように自室を整えてあげる
自宅に誰か招くときは福祉サービスで宿泊させる・・・
ってことも・・・聴く・・・
きょうだい仲が悪く高校卒業と同時に自宅を出ていった・・・
なんてことも聴くこともある・・・
これって・・・大きくなって大人になって社会に出て・・・
解決することって・・・少しはあるかもだけど・・・
なかなか難しくなりはしないかなーーーって思う。
特に・・・結婚なんて・・・ことがあると・・・
ここで初めて話して・・・
『なんで・・・そんなこと隠してたの?』
みたいなことになって・・・結婚破談になりかけた・・・ってことも聴く
これって・・・差別を受けたってことではなく・・・
相手は最初から隠す=嘘って感じに思ってしまって・・・
最初から・・・そんな隠し事をされるって・・・これから・・・
どんな隠し事や嘘をつかれるのか?って信用できなくなってしまう
ってことだったらしい・・・
(ちゃんと話し合って結婚しましたけどね・・・)
きょうだい児にとって・・・「障害」児のきょうだいがいるって
親が死んだあと・・・って考えると・・・
とっても不安で負担に思ってしまうこともあるんだろーーーなーーーって
思います。
だから・・・
「親がいなくなった後・・・
すべてをきょうだいである、あなたたちが背負うって思う必要はない」
ってことを具体的に示していくってこと・・・
これって・・・とても大切なことだと思うし・・・
そのイメージがつくような行動を親である自分たちがとっていかなくては
いけないんだなーーーって思います。
きょうだいはきょうだいの人生がある・・・
そこを歩んでいく、歩んで行っていい!!そこを親として見守りながら
支援をしていかなくてはいけないし・・・
また・・・福祉サービスだけではなく・・・社会資源も使えるように
整備しながら・・・きょうだいが心身ともに安心して相談できる相手や
仲間を見いだせておくこと・・・
そういう準備も・・・早くにしておく必要があるのではないかなーーー
って思います。
『親は半生、きょうだいは一生』
私もここを肝に銘じながら・・・言葉だけではなく・・・
もっと・・・心からきょうだい児も本人も安心して
過ごしていける・・・そんな環境づくりが必要だなーーー
早くしなきゃなーーーって思う毎日です・