最近、SNSを見ていて・・・
口唇口蓋裂の手術前の赤ちゃんの
写真をアップしている
投稿者を見た・・・
「アーーーー素晴らしいママだなー--」
って思わず涙が出た。
その涙には・・・
大きな訳があるってことを・・・
遠い過去を振り返り思い出してしまった・・・
私には過去に様々な罪悪感や後悔がある・・・
もう・・・取り返せないからこそ・・・
今の「障害」児者とのかかわりに
どの子とも絶賛本気で・・・向き合い中なのだ。
だから・・・たいていのことはできるし・・・
できなかったら徹底的にできるようにするし・・・
だからいつも毎日が楽しくて・・・
なんでもかんでも・・・面白くて・・・仕方ない・・・・
私って・・・若いころから・・・
「自分」ってものがなくて・・・
結構私の周りにも・・・話してみると・・・
そんな人が多いんですよねー--
もしかしたら・・・「時代」がそうさせていたのかなー--
っても思うけど・・・
私に「自分」を発見させ・・・「いいんだよ」を教えてくれ
「まいっか!!」を口癖にさせてくれた・・・
口唇口蓋裂で私の第1子として・・・生まれてきてくれた
娘のおかげさまだと思っています。
(その当時は思いませんよ・・・絶賛悲劇のヒロインからの始まりだったんで)
でもね・・・
私がまだ。。。産んだ直後は・・・未熟で・・・
周りの意見に振り回され・・・父母、義父母・・・
そして世間体・・・
周りの方々の【当たり前】に翻弄されて・・・
その通りに・・・自分の意志や考えとは関係なく・・・やってました・・・
心の中では・・・
『悲しいなー--』『いやだなー--』『してはいけないのか?』
って思っていたとしても・・・
口に出すことはできなかった・・・
だって。。。
この子を産んだのは・・・まぎれもなく『私』だから・・・
『これ以上迷惑はかけれない』『これ以上悲しい思いをさせては・・・』
『私がいえる立場にはない』
そんな風に思っていたから・・・
だから・・・
うちの子の・・・赤ちゃんの時の写真は・・・
手術前の姿は・・・1枚もないんです。
あるのは・・・手術が大方終わった6か月くらいから・・・
あれは・・・忘れもしないなー--
若い夫婦が同じ口唇口蓋裂の赤ちゃんの写真を
少し離れた場所でパチパチとってるのを見て・・・
両家の母が・・・
『あんな姿を写真にとるなんて・・・』
『子どもに見せて・・・何て説明するのか?』
みたいなことを言ってて・・・
気を利かしたそこの若いご夫婦が・・・
こっちを見て・・・
(見られている視線を感じたんでしょうねー---)
『写真撮りましょうか?』って近づいてきてくれて・・・
その対応に・・・
『いえ、うちは結構です』ってうちの母
そして
『うちは手術が終わってからしかとらないんで』って・・・
その若いご夫婦は・・・
『あ、そうなんですねー--』って行っちゃいましたが・・・
私はとても心苦しかった・・・
でも・・・私も・・・まだ・・・その時は・・・
ニコニコ写真を撮れる状況では正直・・・なかった・・・
だから・・・あの時のこと・・・
ずーーーっと心に引っかかってて・・・
『弱かったなー--』『無知だったなー--』
ってね・・・
私の中には・・・たくさんのネガティブや後悔や懺悔や罪悪感
なんかがグルグル・・・回っていた時期があった。
だからねー--
今がある!!とも思う・・・
アノ時の私のように・・・
ネガティブで苦しんでる人たちに
大丈夫だよ!!「って
私が自ら経験し体感したことを伝え続ける・・・
そして・・・人に元気やエネルギーを与え
背中を押せる人になるって・・・
あれから・・・たくさん学び、勉強し、努力して
誰よりも
真剣に自分の愚かさと向き合い勝負してきた・・・
だから・・・たくさんの情報と知恵と人財と・・・
多くのモノをもらってきた・・・
たくさんの引き出しの中から・・・
それぞれにあったものも見せられるようになった・・・
弱みがあるからこそ・・・強みが光る!!
力になる・・・
みー--んな大丈夫だよ!!