今の「障害」児者団体のコミュニティの代表をして
今年でかれこれ２０年目・・・
こんなに長く・・・私が代表をできるとは・・・
自分自身が一番想像もしていなかったこと・・・
この会は実際には１９７９年に１組の親子と小学校の教員で立ち上がった。
「地域の学校にきょうだいや友達と行きたい」
でもその当時は「障害」児は養護学校か、
地域の指定された小学校１校、中学校１校しか行ける場所はなかった。
そこでこの会は地域にこだわり「共生共学」を訴え立ち上がりました。
私も立ち上がりの時のことは知りません。
この時代がどんなものだったのか？
先輩方から歴史を聴き知った・・・ということで・・・
この会自体は４５年目になりますが・・・
私が関わり始めたのは・・・３０年ほど前だから・・・
その前は・・・想像もつかない・・・先輩方の
行政との相当なやり取りや交渉があったんだと・・・
聴いています・・・
私は・・・ほぼ・・・闘わなくていい時代に・・・
このコミュニティに入りまして・・・
恩恵ばかり受けてきました・・・
本当に感謝しかありません。
小学校にもどんなに「障害」が重くても・・・
「保護者と本人の意向に沿う」っていう形だったので・・・
入学もなんの問題もなく・・・
すんなり・・・受け入れていただきました。
でもそんな私が・・・４０そこそこでこの会の代表の話がきて・・・
前の方が・・・
立ち上げからずーーーーっとやってこられた方だったので
２５年もの間・・・
それを引き継ぐなんて・・・
みーーーんな重すぎて・・・だーーーれも引き受け手がいなかったんです。
でも・・・
その当時の学校の先生方から・・・
「ずっと支えるから」「必ず困ったときには駆けつけるから」
と持ち上げられ・・・
本当に・・・しぶしぶ・・・受け入れた・・・って感じでした。
だから・・・最初の年・・・２年目、３年目・・・・
まずは代表として変わったことの周知に３年かかりました・・・
そして・・・私は
「できない」「力不足」「前と同じようにできない」
と２年泣きました・・・
私・・・このコミュニティ嫌いではなかった・・・
ずーーーっと育ててきてもらって・・・
陰ではやることはできていた・・・でも・・・
代表なんて・・・器ではなかったんです・・・
３００人以上の会員・・・
わー－あー－－できないできない！！って・・・
元の代表から
「同じようにできなくていい」「できないことはやめたらいい」
「あなたのカラーにしていっていいんよ」
って・・・何度も言われたり励まされたりしたけど・・・
でも・・・でも・・・
これって・・・きっと
「私がダメにしてしまう・・・」「２代目はダメ」
そんなことが常に頭をぐるぐる回っていました・・・
まず・・・名前を憶えてさえもらえない・・・
それほど前代表は「全国」的に知名度もありました・・・
よって・・・私は・・・
どんどんどんどん・・・自分を責め続け・・・
毎日「溜息」のドヨーーーンとした毎日でした・・・
でも・・・そんな私だからこそ「できないできない」いってた
陰で結構長く会を支えて・・・
代表なんてとんでもない・・・って私だったからこそ・・・
ここから・・・ある転機がやってきたんですよ・・・
続く
