「障害」児のわが子が・・・
なんか周りと違う・・・
機能的な問題だけとは違い・・・
なんか遅れている・・・
歩くのとか?体が小さいからとか?
そんなんではなくて・・・
なんか・・・違うんだよねー--
覚悟はしていたんです。
だって生まれて様々な検査をしたときに・・・
大学病院の先生から・・・
「今のとこは・・・ほかにはないけど・・・
頭の中味まではわからんからねー---」
「まあ障害があって生まれてきたんだから
重複していることって多いからねー--」
って・・・
この時・・・親としてまだ未熟で今の現実もまだ・・・
って時に・・・
なんだか・・・打ちのめされるような言葉だなー--って
大きなショックを受けたものでした。
でも・・・あの時に大きく打ちのめされていたから・・・
「もしかしたら」って覚悟も早くできた。
「この子・・・きっと知的にもあるなー--」
って・・・
悲しい気持ち半分・・・でもちょっと「ホッ」とした感情もありました。
なぜ???
えー--???って思うかもしれませんねー--
それはうちの子は口唇口蓋裂で生まれ顔に大きな傷があります。
鼻の形成や唇の形成、口蓋も大きく裂けていたので、何度も手術をしました。
骨移植をしたり、歯ががたがたで欠損もあり矯正や骨きり等
数々の手術を顔に重ねてきているので・・・
そこ・・・女の子で・・・
ずー--っと・・・いつか
「なんでこんな風に産んだの?」
「どうしてこうなっちゃったの?」
なんていわれる日が・・・来るんだろーーーなー--って
漠然と「恐怖」「不安」を抱いていました。
仕方ないと覚悟はしていたものの・・・
でもやはり・・・怖かった。自分は・・・どんな対処ができるのだろうと・・
正直・・・不安で仕方なかった・・・
それが「ホッ」とした理由でもありました。
知的にあるんだなー--って気づいてから・・・
私がしたこと・・・それは「体験」を多くさせること・・・
きっと人の数倍やっても追いつかない、覚えられないだろーなー
(この時はまだ・・・人波にしようと思ってました)
って・・・
そして、私が彼女を育てながら気づいたこと・・・
それは「私がやってはダメ!!」
ってこと・・・
どういう意味かというと・・・
大人の常日頃いつも一緒にいる私が教えることより
同世代の子どもの中にいるときの
彼女の「伸びしろ」が半端ではないってことに気づいたんです。
私が10回20回言ってもやって見せてもできなかったことが
保育園や、同世代の子の中にいると
やろうと真似をするんです・・・そしてできるようになる・・・
そのスピード感が違うんです。
モデリングしてるんですねー--
知的障害児の場合・・・「モデリング」が速い・・・と
私は思います。
親の自分の真似もしないわけではないので・・・
(特にしなくていいことなんかもしっかりモデリングするんで・・・(笑))
自分から挨拶をする、
外食に行ったらお店の方に「ごちそうさま」をいう
にこにこ笑顔でいる
人が落としたものは拾って渡す
落し物は届ける・・・などなど・・・
なんてことは日常的に見せていました。
幼児期ってこれが一撃の凄ワザだと私は思います。
私も常に先輩ママや近所のママ友、その他の学習会で知り合った方
コミュニティで知り合った人、病院の先生や療育、保育園、学校
様々な場所の様々な方の・・・
いいとこどり・・・モデリングをしてきました・・・
よって・・・私独自なんて・・・どこにもないんです。
ぜー--んぶ皆様のおかげ様です。
よって・・・彼女の周りには・・・いつも
私以外や家族以外の人がたくさんいる・・・
社会資源を使いまくってる・・・(笑)
充実した人生だろーーーなー--って思います。
今。。自分の子育てに不安が恐怖があるとしたら・・・まずは
「モデリング」
ママやパパからやってみてください・・・
周りも快く教えてくれるはずですよー--