「障害」児の子どもを子育てしているみなさん・・・
お子さんをどんな風に日々見ていますか?
幼児期・・・
私は・・・
「この子の機能的なことは仕方ない」
と諦めながらも・・・
でもできることはすべてやらせたい・・・と
日々必死に本の読み聞かせや知育玩具や体を動かして
体感を鍛えなきゃって外に連れ出して・・・
公園だ、動物園、水族館、植物園、遊園地、川に海に山に
体験だ、経験だと血眼になってました・・・(笑)
楽しんでるんだけど・・・
心底楽しんではないんですよ・・・
「この子のためになんとかしなきゃ」
って必死・・・
でも・・・当の本人はマイペースで・・・
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い・・・で動くし
体も小さくて体力もないから・・・疲れちゃう・・・
寝ちゃう・・・
ってこともしばしば・・・
それでも
「この子を伸ばさなきゃ」
って必死だった。
いいとこもたくさんあって・・・長所はわかってる
そこを伸ばさなきゃいけないことも・・・承知してる・・・
だけど・・・
「機能的にかけてるんだから・・・どこかで補わなきゃ」
って目の色変えてた気がする・・・(笑)
「機能的にかけてる」=「短所」だから・・・
ここは治らないからねー--。
って考えてた・・・
この子のよいところ
明るい、ニコニコ、物おうじしない、人懐っこい、天真爛漫
この子の短所というか気になるとこ・・・
極端に小さい、細い、食べれない、疲れやすい、遅い、
口に手を入れたり、鼻をほじったり、羞恥心がない
んー--上げたらきりがないって思ってた。。。
でもねー--
そのありのままの彼女で・・・
「かわいい」って言われたの・・・
みんながやらなきゃいけないときに疲れて「居眠り」
よだれ垂らして机に伏せて・・・
それを見て・・・
「さっき、一生懸命やってたもんねー--疲れたよね・・・
小さいし細いし・・・かわいい寝顔だから、そっとしとこう」
って・・・
みんながしていることを見ながら・・・自分はできないから
鼻ほじったり、ぼーーーって見ていたら・・・
みんながケラケラ笑いながら・・・
「それ、人前で女の子がしないよー--」って・・・
馬鹿にするとか、けなすとかではなく・・・
「面白ー--」みたいな・・・「それが麻佑やん!!」って・・・
遠足でも、水泳でも、体育でも
人より体力がなくて・・・座り込んだり、遅かったり・・・
そうしたら・・・両端から手をつないでくれる子・・・
引きづるようになってきたら・・・「ほら!!」っておんぶしてくれる子
「疲れたねー--」「ここまでやったもんねー--」って
認めてくれて・・・
プールの前に裸で走り回って・・・
それを私に「今日ねー--」って報告してくれて・・・
「男子が喜ぶけん、ダメやん!!それが麻佑やけど・・・ダメやん」
でも。。。。麻佑は笑ってたって・・・
(しっかり叱りました。)
若い男の先生に「だー--い好き」って抱き着く麻佑に
「うらやましー--」「私もできたらなー--」って
子ども達の話を聞きながら・・・
「そうだなー--」「きっとそうなんだ」と
他の子も見ながら気づいたこと・・・
長所で人は信用されたり信頼を勝ち取ったり、褒められたりするけど
短所では・・・愛される、愛らしいって思われるんだー--
「しょうがないなー--」
って・・・
短所って悪者ではないんだなー--って
その時に気づいた・・・
・・・でほ科の「障害」児の子を見ていても
「確かにー--」「納得^---」って思うことばかりで・・・
その後・・・何年もたってから・・・「リーダー論」で
長所で尊敬され短所で愛されるって教えてもらった。。
やっぱり「見方」「見え方」って多方面から・・・
見方で「味方」にもなってくれることもあるってこと・・・
いつもいつも「学び」は近くにあって・・・
みーーーんながいつも先生だった・・・それは今もだけど・・・
これからもしっかり、自分の目で見ていこう!!
見えていることを大事に感じていこう・・・
。