知的障害児を育ててきて、
私がやってきたこと、大事にしてきたこと、よかったこと・・・んー--ってうなっちゃったこと・・・様々ありましたが・・・
これって「経験」と「体感」しかない・・・って思うんですよね
私がやってきた33年間・・・
誰か「教えてくれる」ちゃんと成し遂げてきた人から早くに聞いていたら・・・
もっと早く私も子どもも楽になっていたなー--って思うので
私がやってみたことをお話ししますね。
①伝え方を工夫する
知的障害児は話しや言葉を理解するのに時間がかることがあります。また記憶するのが苦手なことが多く、また、すぐに忘れてしまうお子さんもいます。だから絵や文字を紙に書いて伝えることで理解しやすくなるお子さんもいますし、ルールを書いた紙などを目につくところに貼るようにしてみると、常に意識できる状態を作ることで効果的な場合もあります。
うちの子はまねをするのが得意なようでした。(わかりやすいようでした)そのようなお子さんも多いので、実際にやって見せるとよいのではないでしょうか?「モデリング」するってことですねー--
それが・・・子ども同士の場合も多くうちはありました。
うちの子はまねをするのが得意なようでした。(わかりやすいようでした)そのようなお子さんも多いので、実際にやって見せるとよいのではないでしょうか?「モデリング」するってことですねー--
それが・・・子ども同士の場合も多くうちはありました。
②具体的に説明する
自分で判断して動くことも苦手な場合が多いとも思います。できるだけ曖昧な表現は避けた方がいいでしょう。具体的な指示をすることも大切です。どういう手順にすると良いのか、どんなことが悪いかなど、わかりやすい言葉で簡潔にはっきりと伝えるようにしましょう。その際の伝え方は上記のように、手順を絵や文字にしたり、図表で説明するとわかりやすいかもですね。うちは絵カードを使っていました。
③よいところを褒めて伸ばす
悪いことは悪いと伝えることはよくしているのではないでしょうか?でもよいことはよいと褒めることはできていますか?知的障害児はできないことが多いために叱られる、注意されることもは比較的多くなってしまうのが現実です。だからこそ、ちょっとしたことでもよい面を見つけたら積極的に褒めるようにし、お子さんの長所を伸ばすよう心がけてみてください。できることをお願いして「ありがとう」とお礼を言うのもおすすめです。「承認」する回数をたくさん増やしてあげてください。
④得意分野を見つける
自分は何もできないと自信をなくすお子さんも多くみられます。自信をなくすと、うつ病や不登校などのいわゆる二次障害というものにも繋がることもあります。ご本人の好きなものはなにか?集中してることはどんなことか?何が得意分野なのかを見つけだしたり、できることを増やすことで、お子さんに自信をつけさせることも大切ですね。
⑤周りに相談する
親も子も不安や心配でストレスを抱えてしまい、心に余裕がなくなってしまうそんな保護者の方もtたくさん見てきました。心に余裕がないと、お子さんに接するときにもついついイライラして八つ当たりしたり、時には体罰を与えてしまう、暴言を吐いてしまう・・・なんてこともあります。それを防ぐためには、家族の協力も大切ですが、家族だけで抱え込まないことの方がもっと大切。周りに相談することでストレスを解消することも大切です。親子ともどもどれだけ社会資源を活用するか?どれだけ依存先を見つけることができるか?ここがキーポイントです。
ざー--っとまとめてみました。
絶対に早くから取り組んでくださいね。
倍速?いや数十倍速で「変わる」ことができますよ。