私はたくさんの相談のそうだんに乗ってきましたが・・・
その中で相手の方に「悪いニュース」を伝えなくては
ならないことがあります。
はてさてそのときにどのようン伝え方をするのか?
これは付き合いの加減や自分との距離感様々なことが
考慮されますが・・・
どんなときにも配慮しなくてはいけないのは・・・
相手にできるだけ大きなショックを与えずに
伝えるってことができるようにするってことです。
これった話法の中では[クッション話法]って言います。
えーーーってことは・・・
やってはいけない話法もあるんですよねーーー
はい!!その通り・・・それは「NOBUT話法」です。
例えば・・・
「最近遅刻ばかりね・・・そんなんじゃあ
どんなに成績が良くても社会人としては通用しないよね、
ホントは出来る子なんだから・・・」
最初に「悪いニュース」を先に伝えてから
後から「ポジティブな内容」でフォローという話法のことですね・・・
これってよく聴きませんか?
そして言っていませんか?
(私もよく言われたし・・・いってきました・・・(´・ω・`))
「悪いニュース」をストレートにさきに伝えると相手は精神的にショックを
受けるので後半に「褒めた」としても・・・
そこは上の空になってしまうことが多く・・・
あとからいくらフォローしても相手には伝わらない。
ネガティブな印象だけを強烈に与え相手を落ち込ませてしまいます。
クッション話法1
yesBut話法
悪いニュースを直接伝えないでクッションを入れる
例えば・・・先ほどの例で行くと・・・
「最近学校の成績も伸びてるよね・・・すごく頑張ってるね
ただ、ちょっと遅刻が多いのが気になるわね・・・
時間厳守も頑張ろうね」
ってかんっじになるでしょうか?
まずはポジティブな情報を伝える。
相手のできていること、長所やメリット等を伝えて
雰囲気をつくってから「悪いニュース」を伝える
順番を逆にするだけですが相手に対する心理的ダメージは
相当緩和されます。
クッション話法2
yesand話法
更に柔らかく伝えたい場合
プラスの情報にプラスの情報を上乗せする話法です。
さっきの例で行くと
「最近成績も上がって、すごく頑張ってるね
更に遅刻がなくなると最高ね・・・」
叱る、欠点を伝えるのではなく、
「してほしい」「できるといいね」が付け加わると
かなりマイルドになります。
クッション話法3
yesHow話法
もっと柔らかく伝えたい場合です。
「最近成績も上がっているし、頑張っているね
更にどうすればもっと良くなるか一緒に考えてみよう」
「悪いニュース」を直接伝えずに
疑問文形式で本人に考えさせるパターンです。
結果として本人が自ら
「遅刻を減らして時間厳守したい」という答えを言わせるって
いう方法になります。
人間の行動が変わるためには「気づき」が必要不可欠です。
相手に「悪いニュース」を先に伝えると
「そこまでではないよね」というような否定の感情が湧き上がり
素直に受け入れることが難しい場合があります。
相手がどう行動を改善させ良い方向へ向かっていかせるのか?
身近にいる人ほど考えて接していきたいものですね・・・
何でもかんでも「ストレート」に伝えるのがいいわけではありません。
どんなに近しい間柄でも
ときに変化球を加えながら相手に届くボールを考え投げる
ことも大事ですよね・・・
まずは・・・相手のいい点・・・あなたは何個言えるでしょうか?
50個以上言えたら「合格点」です(笑)