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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「こだわり」って「障害」児・者には困ったもの?

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「自閉症の子はこだわりが強い」と言われています。

 自閉症の子ども達は特定のものごとやルールに強いこだわりを示す子確かに多い

よって「こだわり」が悪いもののよう感じたり・・・言われたりしてていますが・・・

私はそうとも思えません。

だって「こだわり」自体は誰にでもあるものだと思いませんか?

こだわりをもった大人は色濃い個性があるとみなされたり

個性的でオシャレな人だと認定される場合多い。

趣味にこだわりを持つ大人もいるし

メーカーはここだ!!にこだわる人

健康のために食事の細部にこだわる人もいます。

こだわりは誰にでもあるっていうことですよね・・・

 

私のこだわりは・・・時間を大切に生きたいと思う「こだわり」が

人一倍強い強くいかもしれません。(歳も歳ですし・・・)

無駄な時間や自分の人生の時間を安く見積もることができない。

使い切りたいと思っているので・・・時間を何倍にも使いたい・・・

日々考動が止められない(笑)

キョロキョロしてます(笑)

これも変態チックな「こだわり」ですよね・・・

でも・・・自閉症の子ども達のこだわりは・・・

周囲を疲弊させることが多いために

「こだわり」を悪いもののように扱われてしまいます。

でも・・・そこまでしてこだわらなければならない理由が彼らにはあります。

 同じ道を通る、いつものコースを外れるとパニックになる。

持ち物や服へのこだわりがある。

 真冬でも半袖にこだわる子、

持ち物や並べ方にこだわる子、

食事にこだわる子・・・さまざまなこだわりを持つ子がいます。

こだわることで不安を回避し、安心をこだわりの中に求める。

その不安感を「「障害」からくる仕方のないこと」

と尊重できる人が何人いるでしょうか?

家庭でさえ四六時中付き合うことが出来ないのが課題ではないでしょうか?

自閉症の「こだわり」はわがままではない。
私たちがもつ「こだわり」ともまた違う。
彼らの根底に抱える問題が表面化したもののひとつが「こだわり」

になって表れるのでしょう。

偏食だって好き嫌いをしているわけではないし、

うろつきや奇声だって親の躾がなってないからじゃない。

本人の努力や親の躾でどうにかなる問題ではない。

またそこから発生してくるのが「二次障害」

これは、周囲の理解によって防ぐことが出来るものだと考えます。

逆に言えば、理解が無ければ根の深い悩みになってしまう。

発達しょうがい・・・自閉症の子達の中でも

特に普通に会話が出来てしまうような子ほど、

困り感がないと見えてしまうが故に「わがまま」と受け止められることもある。

でも実際のところは

「社会に理解されない」「身近な人にも理解して貰えない」

ってとても苦しいはずです。

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 こだわったところで周りに被害がないようなことや、支援する側に余裕があるならつき合ってあげる心の余裕が欲しいものです。

こだわりの根本的な原因は「障害」ではなく不安なのですからね・・・

 誰でも不安があると、自分の中にあるなにかが表面化されます。(無意識に)

貧乏ゆすり、爪を噛む、黙り込む、イライラなど等・・・

不安が「鬱」にまで発展しないように自分で対処を始めます。

誰かに話したり相談したり、スポーツにジムにいったり、趣味に打ち込んだり

何かで回避しようとします。

 誰しも、生きる中で不安を抑えると何かを求める。

 発達しょうがい自閉症児は一般的な人よりも不安が人一倍多いので

「こだわり」で一生懸命に対処しているだけ・・・

それなら、こだわりを取り上げるよりは、不安を取り除く方がまず先決。

徐々に信頼関係が出来たら

「そのこだわりじゃなくて、こんなものもあるよ」

って提案してあげて世界を広げてあげたらどうでしょうか?

「障害」って「克服できる」っていう部分もありますが

「どう頑張っても克服」って難しいう部分があるし

誰だって努力して克服したり我慢して生きているのは一緒です。

こだわっていいことって、この世にいっぱいあるはず・・・

それは「障害」があったとしても無かったとしても。

お互いの「こだわり」

私は「ほーーー」「へえーーー」って認められるくらいには

成長させていただきました(笑)

みなさんはいかがでしょうか?

大人として笑い飛ばす余裕ってほしいなーーーって思っています。