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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」児・者支援・・・支援所の在り方。考え方は?

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「障害」児・者に向き合う事業所で支援者に

よく思うことは・・・

まずは・・・自分たちが、学校に行っていた時のことを
思い出しましょうってこと・・・

先生から教えられるものは、言葉かけだけでしたか?

教科書がありましたよね

板書をして説明もありました。
ノートに記録したり、テストでわかっているのかの

確認がありました。

言葉だけではなく、見て、聴いて考えて理解できるツールが、
いろいろありませんでしたか?

他にも理科での実験、家庭科での実習
体育での競技、国語でも習字や書き方

こういった体を動かして、体感しながら
学ぶこともありました。

教え方はそれぞれいろいろあったかもしれませんが、
基本的に言葉だけではない
視覚的ツールや体験型のツールがありましたね。

さて???私たちが施設などで、「障害」児・者を支援する際に、
一番使われているコミュニケーションツールは何でしょうか?
圧倒的に言葉ではないでしょうか?

話しだけ、言葉のほうがより伝わるのでしょうか?

言葉がしゃべれるから

言葉を聞くことができるからといって

この二つのことができるのだからと・・・

彼らに、私たちスタッフが、
言葉だけを使って伝えよう理解してもらおうとしているわけです。

「あの人理解してるよね」
「何でもわかってると思うよ」「判断力あるよね」

そういう、感覚的なことで、よく確認もせずに、
彼らができる人という認識で考えられています。

そして、彼らが、よく理解できなければ、
「障害」となることがそこにあり、
私たちの支援がうまくいかなかったという感じ方ではなく、
なんでいったのにわからないの?
また聞いてなかったの?何回言ったらわかるの?
という評価をしてしまいがちではないでしょうか?

言葉はすぐに消えてなくなります。

いった言わない・・・なんてことにもなります。
証拠もないし・・・

留まることがないために

私たちも
聞いたけど・・・忘れることってありますよね?

私たちも、学校の時に、
先生の言葉だけではなかったからこそ、
理解することが多々ありました。

見返すことも確認しなおすこともできました。

要は・・・初めて聞くことばかりですから、
教科書とか板書、ノートがなかったら、
もう、お手上げ状態・・・

興味もやる気もわかなかったかもしれません。

私たちは、支援者として、
彼らがわかりやすい
ツールを使ったコミュニケーションに

配慮をするべきではないでしょか?

そして、1人でできることを増やすためにも
視覚的な支援をもっと導入するべきなのでは
ないでしょうか?

目指すは「料理レシピ」のようなもの

(今でもクックパッドお世話になってます)

誰でもそれを手にすれば、分量や作り方がわかり、
写真があることで、イメージもわき、
同じような料理がつくれ出来上がるのです。

ひとりでできる。自立する。

視覚的支援は、どんな人にも様々な場面に使えます。

メモ用紙と、ペンは、
いつも持っておくといいですよね、

できない彼らを責めるのではなく、
できない部分に支援を入れることを日常にしていきましょう。

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そうはいっても、
視覚支援になれていない支援者は、
どうしても後回しにしていますよね?

まずは、面談の時でもよいので、
話していることを文字にしてみませんか?

作業や活動などのスケジュールなどで、
視覚的なコミュニケーション支援が有効かもしれません。

私たち支援者が、いろいろな準備をすることが
面倒だから大変画からかもしれませんが、
「できない部分の支援」
そのわかりやすさは、重要かつ大事なことです。

視覚的な支援はあらゆるところに使えますし、
インターネットでも参考文献はたくさんありますし

今では・・・動画などでもわかりやすくいろいろな事例が出てきます。

参考にして、どんどん入れていきましょう!

ちょっとしたきっかけで彼らの自立度は
ぐーーーんと上がっていくと思います。

私たち支援者の在り方、考え方が問われていますね・・・・