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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「支援会議」ってなんのためにするの?

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「支援会議」とは一体何でしょうか?

支援を必要とする子どもが安心して学校生活や、放課後デイサービスで過ごせるように、福祉関係者とその親・教職員が情報を共有する会議のことです。みなさんはどのようにこの「会議」を活用しているでしょうか?

よくお聞きするのが・・・

状況報告8割で終わってしまう会議で残りの2割がそれぞれと言っても

家庭からが主な課題提起で終わっている・・・って言うことみたいです。

結局、

「お母さんの気持ちや該当児の気持ちに寄り添いたい」

「今後も見守っていきたい」

「みなさんと情報が共有できてよかった」とだけまとまり終わってしまう。

その結果が、毎年の情報授受会議を延々と続けている理由になるのでしょうか?

 情報収集こそが有益な会議だと思っている人が

まだまだ多いのが現状なのでしょうねーーー。

もちろん知識を詰め込む作業(インプット)が好きで、

これといった課題のない決まりきった定例会議なら・・・

延々と情報収集・共有していればいいのでしょうかねーーー???

(アウトプットしないことには何も進みはしません)

そもそも、会議って何でしょう??

会議に一番必要なことって何だと思いますか??

 

私は「意思決定のプロセス」だと考えます。

 市町村や行政単位でも

毎年定例の福祉支援会議では・・・

大人たちが「障害」児・者や福祉課題の「情報」をシェアしていますが、

毎年内容はそう大きくは・・・変わらない。

 

そう感じるのは何故でしょうか??

 

理由は「意思決定のプロセス」がないのではないかと感じるのです。

要は・・・「誰も本気で考えていないから」です。

事業所であれば「支援計画書」をつくるためであったり、

「家庭でのお困りごとを聞くため」の会議での情報の授受しかしていない

のではないでしょうか?

 

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「これからをどうしていくべきか?」

「現在の困り感(親や当事者・支援者)を解決したい」

と本気で思ったときには・・・

「自分の出来ることは何か?」

「課題解決法はどういう手順で行えばいいのか?」

「みんなでご本人のために

足並みを揃えるためには何をすればいいのか?」

と、自然に疑問が増え・・・

ディスカッションが始まっていくことが常例になるのではないでしょうか?

 

毎年同じ会議を繰り返し内容も大きく変わらず、

情報の授受を繰り返すのは、

「だれも本気で考えていないから」に他なりません。

「報告」「情報収集」に必死・・・目の前の「やること」にフォーカス

自分で考えることを怠り「アウトプット」しない・・・

今ある課題を解決するためには「情報の授受」とは別に

「課題について考える力」が必要です。

そこに気付かなければ、いくら情報が集まっても何ひとつ前に進みません。

せっかくわざわざ時間をつくって「集まる」会議です。。。

みなさん「仕事」としてもあるでしょうが・・・

大事なご自分の「命の時間」(取り返すことができない)を使っての

「命の旧友の時間」無駄遣いしないようにしたいですねーー