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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

SNSに感情を吐き出すときってどんなとき?

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人は、何故SNSに弱音や怒りを吐くのだろう?と考えていたら・・・

きっと吐き出す場所や人がいないからじゃないかなーーーって思う、

企業で働く人が精神疾患や自殺に追い込まれる

いじめにあって不登校になる、自殺志願者になる

我慢を重ねた独居高齢者が緊急事態になって発覚する

母子(父子)家庭で制度を知らずに疲弊している

 

精神的に頼るよりどころを

キャバクラやスナック、ホストクラブに求める人、

必要性もないのに病院に頻繁に通う高齢者。

 

きっとその根底には寂しさやつらさ、苦しさ、不安・・・

「聴いてほしいこと」

を受け止めてくれることを模索していることも多いのではないでしょうか?

 

「家族やパートナーはいないの?」

「何でも話せる友人に言えば?」

と思うかもしれませんが、きっと言えないのでしょう・・・

 

どれだけ信頼している家族や友人がいたとしても・・・

自分の全てを見せ弱音を吐くことを躊躇することも

あるのではないでしょうか?(私も過去に経験が何度かあります)

 

なぜだと思いますか?

 大切な人だからこそ、話すことが出来ないのです。

  • 心配をかけたくない
  • 巻き込みたくない
  • 一番理解して欲しい人に理解して貰えなかったらと思う気持ち

心から大切に覆っている人に対しては・・

そうした思いが働くものです。

 そんなときに、キャバクラやスナック、ホストクラブほどお金がかからず、

病院のように通う理由も聞かれることがない

SNSに弱音や怒りを吐くのは・・・

今の時代の当たり前の日常なのかもしれません。

SNSは、オンライン上の繋がりなので

現実に会うよりもリスクが低いし、気を使わなくていい

共感や励まし、応援を貰えることもある

コミュニケーションツールでもあります。

 

その一方でリスクもあることは考えておくべきでしょう。

  • アンチ・罵倒
  • 正論

 

私はディスカッションは好きな方。自分の考えや意見を言うのも好き、

よって・・・ちゃんと自分の価値観を伝える人も好きです。

 ですが、大人としてどんなに正しい考えだとしても

発言を控えるべきときもあります。

その中でも特に考えることは感情に対して。。。

言わない方がいいなーーーって思うのが「正論」です。

「感情」が求めているモノは・・・

共感や励ましのメッセージ。

 

正論は、もっと・・・心が元気になってから伝えてあげれば充分です。

 

 

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特に・・・人が弱音を吐くときに欲しいことは共感です
「頑張れ」「応援してるよ」
「分かるよ」「私もそんなことあったよ」
と誰かに言われたかったんです。

 

こんなときさらに窮地に追い込むのは・・・

反論や罵倒ではなく「正論」だったりします・・・

 

反論や罵倒は、無視すればいい、だけど正論は違います。

 

「障害」児の悩みだった私の場合だったら・・・

「親なんだから」「選ばれて生まれてきたんだから」

 

「その悩みを決断するのは親として当然のこと」

 

と、それ以上の悩みを抱える人はいっぱいいると・・・

小さな悩みとして取り扱われること・・・

 弱音を吐く人の多くは正論など重々承知してるし

その上でどうしようもなく弱音をはいているんだから・・・

そこへ改めて正論は厳しいものがあります。

 

誰かにとっての甘えた考え論が・・・

私にとってはキャパオーバーだったり・・・

そうしたことは、私に限らず誰にでもあることだと思います。

自分だったら・・・簡単に乗り越えれることが・・・

他人にはとても苦しいことなんて・・・想像できないことが

この世に山のようにあるんです。

 

「みんな、もっと大変なことで我慢している」

だから言ってはいけない・・・なんて思わないでほしい。

 

心身共に元気な人にとっては、

そこに寄り添うことくらい簡単で何でもないことではないですか?

人の弱音に・・・

「大人な対応の出来る人間でありたい」そう思いませんか?

 

「苦しみ」は人それぞれですし・・・

人と自分の「当たり前」も「普通」も違います。

比較できるものではありません。

それに人間は本当に弱い。

普段大口をたたいている人も、実はとても弱かったりしますよね。

 

「いつ死んでも悔いはない!」と言っている人が、

病気になって落ち込んだり

この1年コロナにとても怯えている姿も多く見てきました。

職場では明るくて強くて仕事が出来る先輩が、単身赴任で弱っていく姿も

見ました。

 

調子がいいときに強気でいることは当然ですが、

調子が悪くなったときに弱気になることだってまた当然。

それほど人間は弱い生き物です。

どんなにその分野で知識や経験を持っていたとしても、

弱っている人には「正論」ではなく

寄り添える人間でありたい。

誰だって・・・その強くなる過程の中には・・・

誰しも弱さがあったはずだから・・・

傷ついて、弱音を吐いて・・・支えられて・・・

やっと少しずつ強くなっていくものだったではないですか?

だから弱ったときは、成長中!!順調!順調!

強くなるまでの経過観察中・・・

 

そんな風に理解できるそんな自分でありたいなーーー。

って思います。