「障害」児・者の支援がうまくいかないということは、
支援現場であれば、よくあることです。
人には感情があったり、
その日の体調があったり、
タイミングがあったり、
同じような支援をしても
同じような反応になるとは限りません。
だからこそ、
うまくいくばかりではなく、
うまくいかないときもあります。
んーーいってみれば
うまくいかないことのほうが
多いというのが現状かもしれません。
ときどきうまくいかないことに、
言い訳のような理由を
つけている人もいるかもしれませんが、
それでもはやっぱりうまくはいかないのです。
「どうしてできないんだろう？」「何がいけないの？」
と、自分に質問をしたときに、
「難しいよね」「無理だよ」「あれは出来ない」
と、思ってしまった時点で、きっとできるようにはなりません。
そこへの支援ができるか？できないか？
簡単な理由で振り分けようとしますが・・・
まず、何よりもその人にとって
今以上の良い支援をすると決めることです。
そして「私にはできる」と思うことです。
そのためには・・・
「今、自分にできることは何か？」
を考えること・・・
それは今の自分の範疇で
「あなたが今できること」の中で選ぶことです。
できないことをチャレンジする必要はありません。
「自分にはどうしてできないんだろう？」
という質問をしても、
うまくいかないことばかりを想像してしまうので、
質問には適さないし、人にやっていただいた方が
本人や周りのためにもなります。
でも、
「今、自分にできることは何か？」
という質問は、
今の状態でできることを考えられる自分になります。
ですから、答えが出るしできるのです。
本当は、うまくいかないことばかりではないのです。
うまくいかないようにしているのは、
自分が自分に対しての質問を
間違っているからなのかもしれません。
ひとつ支援がうまくいくと、
次の支援はもっとうまくいきます。循環が起きてきて・・・
そして、うまくいくスピードも速くなります。
アイデアも、1個目のときよりも、
次が・・・またその次が・・・
たくさん出てくるようになります。
たくさんアイディアがでるからこそ、また解決のスピードも早くなります。
つまり、
自分への質問の仕方を変えることで、
成功体験を得ることができ、
成功を得ることができると、
またさらに成功･･･また次へと、
良い方向に回転をしていきます。
「どうしてできないんだろう？」
という質問は、あなたが自分を責め苦しめるだけで、
解決には結びつきづらいので、
今以上の良い支援をするために
「今、自分にできることは何か？」
と、自分に見える場所にでも書いておくことをお勧めします。
できることをする
今自分のできることの中で考える
できるまで(成果が出るまで)する
ことは単純。難しいことは考えません。
まずは考動！！チャレンジ！から・・・
支援の成功をまず一つ
手に入れ・・・自分のモノにしていきましょう！
