春・・・卒業、入学
そして職場も・・・
人事異動などもある時期ではないでしょうか？
福祉施設の職員の人数も
ある程度決まっていますので、
退職者の数によって、
補充がなされたり、
異動が決まったりしてきますよね・・・
その多くはやはり３月くらいなのではないでしょうか？
４月１日に異動および、新入職員の配置というところも多いでしょう。
さて、この人事異動。
今在籍している正規職員は、
自分が希望することを、事前に職場に提出するシステムの
団体もあると思いますが、
希望する職場に配属になるかどうか？
気になるところだと思います。
多くの人が、
今いる職場に留まりたい、またはその部署に・・・の希望が
多いようですが、その会社や団体の都合で、
そうというわけにはなかなかいきませんよね。
さて、その異動先を伝えるのが「内示」ですが、
その時期になると、職員たちのドキドキ感が、
空気感となり・・・オーラを発します。
これって、ワクワクする「楽しみオーラ」ではなく、
どちらかと言えば・・・「不安オーラ」ですよね。
いつは発表になるのか？
自分はどこで働くことになるのか？
そして、誰が来るのか？どうなっていくんだろう？
なんて思う・・・このあたりの不安です。
この不安オーラが、
知らず知らずに表情や態度に出てしまうことが、
利用者のみなさんの不安をあおることになります。
彼らも、年中行事なので、この時期に何かあるな？
という感覚をきっと持っています。
それにプラスして、
職員自身の不安オーラを敏感に感じとります。
職員ももしかしたら・・・
いつもと違うことが起きやすくなり、
彼らは、そういう目には見えない職員の気持ちの乱れに
対応ができなくなると、
泣きだしてみたり、パニックを起こすという形に
なりやすくなるのです。
春って・・・そういう時期ではないでしょうか？
そして・・・ひとりが不安定になっていくと、
不安定の連鎖は一人ではとどまりません。
利用者全体に、何らかの形で
その不安のオーラが広がってしまうわけです。
ご家庭でも、このあたりの話題を
してしまうことがあるかもしれません。
「〇〇さんは長いからそろそろ異動じゃない？」
「〇〇さんは産休に入るのかしら？」
のような会話をして、いるかもしれませんね・・・
それは、施設側から考えると、
実は、あまりしてほしくない会話なのでしょうが・・・
それはいたし方ありません。
そうまわりのざわつき感や不安を彼らが感じ取り、
不安定になるのが３月から4月。
そして、その変化が実際に起り、
安定するためにエネルギーを使うのが４月。
そして、安定してきたかなぁというときに
またまたゴールデンウイークという５月の連休が入り、
結局は、５月中旬にならないと落ち着かない・・・
そんな人も多くいらっしゃいます。
何もないところに、パニックは起きません。
この時期のパニックは、
職員の気持ちのざわつき感や心の揺れを敏感にとった
可能性のパニックもおおいにあるということです。
それは、「職員の変化」
彼らは変化に弱い人たちです。
職員の微妙な変化も感じ取りやすいのだ理解しましょう。
さあ、この春。。。
パニックになる人が少なくなるよう、
まずは自分、ご自身に向き合い、
利用者のみなさんに接するときは、
まずは深呼吸！！
平静な気持ちで臨めるように笑顔で支援を続けましょう。
支援現場に入るとき自分チェックをして・・・
気持ちを切り替えて、
利用者のみなさんに接していきましょう。
さあ今日も準備万端ですか？
