「虐待という間違った方法しか知らない」
「「障害」に向き合う方法がわからない」
「虐待をしてしまうしかなかったメンタル」
この３つは、「しょうがい児・者虐待」の理由として、
あるあるだと思います。
虐待を見つけたら通報が基本です。
それは、虐待を受けたしょうがい児・者を護るためです。
でも、起こった後にすることではなく・・・
事前にできることだってあるはずです。
通報すれば虐待はなくなるのでしょうか？
どう思いますか？
んーーーきっとそれだけでは・・・
なくならないのではないでしょうか？
自分自身が、虐待という方法を手放し、
しょうがい児・者の支援ができるようになること。
そのためには、スキルアップは必須となりますね。
でも、スキルが上がるだけでいいのではなく、
支援をするチームや家族の中で、
支援をすることが維持できるメンタルの保ち方
そこが重要なポイントにもなるでしょう。
そのためには、
セルフマネジメントができる必要性もあります。
スキルアップとセルフマネジメント。
そして、
その人を周りから支えるための
支援への協力とメンタルケア。
虐待をしてしまった人を、
排除すればそれで終わりでいいのでしょうか？
そうではおわりはありませんよね。
根本は・・・
虐待をしてしまった理由を考えてみることです。
スキルがなかったのか？
その方法しか考えられなかったのか？
何か悩んでいたのか？
虐待をしてしまった人が、
どこか「たよるところ」は、なかったのでしょうか？
「相談にのるよ」
そのようなことはよく聞くことはあるかと思います。
でも、相手が相談をするまで、
こちらから聞こうとしていく人はいないのでは？ないでしょうか？
相談を待っているだけでは
手遅れ・・・になるのが現実ですよね。
メンタルケアが必要な場合、
良い効果を目指すなら、こちら側から発信することなのです。
その人から相談ができていないから、
虐待が起きてしまっている。
だとすれば、
相談される前に「確認」が必要です。
「抜け出す道」を作るための
「頼られるところ」に
あなた自身がなることはできないでしょうか？
なろうとは思いませんか？
それは、愚痴の聞くだけかもしれませんし、
愚痴から発展して、解決できる仲間に
あなたがなることなのかもしれません。
また・・・虐待をしてしまった人や
また、虐待をしてしまいそうな人や
それから、自分がやっていることが
虐待だったらどうしようと思っている人などの、
虐待予備軍ではないか？と思っている・・・
そんなあなたに・・・
もし、虐待予備軍の側に、
あなたがいるのではないか？と思っているとしたら、
それは何ですか？
何が欲しいですか？
まわりの人たちは、
あなたに、何を手伝えばよいのでしょうか？
話してください。教えてください。
それがあなたを助かるためかもだからです。
あなたは、きっと「虐待」をしたいわけではないはずです。
そうせざるを得ないような
感情が生まれる状況に
なってしまったのではないでしょうか？
だからこそ、
今、踏みとどまるために、
どうかあなたから、ＳＯＳを発信してください。
周りの人に迷惑がかかるからと、
「大丈夫、自分で何とかするから」
という状況等はありません。
自分一人の問題ではないということなのです。
今・・・
あなた自身がどちらの側にいあとしても、
今ここから自分から
同僚・家族・周りにアクションをかけていきましょう。
しょうがい児・者の支援者は、
いつ虐待をしてしまうかわからない立場であることを認識してください。
他人事ではなく・・・あなたもしてしまう可能性があります。
だから、同じしょうがい児・者支援者としての
自分や仲間を守るために、大事なことと思い、
あなたから伝えていきましょう。
「助けて！」
「ひとりじゃできない」
助けを叫んで呼んでいいのです。
どうか、しょうがい児・者が
被害者にならないように
今、気になる人がそばにいたら、行動を起こしましょう。
あなたの今日からの考動が・・・
しょうがい児・者の[虐待]をなくしていくことに
つながっていきます・・・
