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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~この子達って感情が薄い?~

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「障害」がある子達と関わる中で・・・

保護者のみなさんがときどき

「寂しいんです」っておっしゃる・・・

「どんな事?」ってきくと・・・

「この子が感情表現が乏しくて何をしても達成感がない」

「この子が感情が豊かになることがあるのでしょうか?」と・・・

んーーーなるほど・・・

確かに感情表現が薄い・・・と感じなくもない。

小さなころの子ども達の姿を見ているときに

そう思っていた子は多くいました。

(自閉症傾向の子が多かったかなーーー)

喜怒哀楽の中でも、特に哀しいという感情表現は薄い気がしてもいました。

親が泣いていても、怪我をしても、大丈夫?って表情や

痛そうとか哀しいとかいう感情はわかりにくかったかもしれない。

でもねーー何もわかってないわけじゃあないんだよねーーー

たまーーに学校とかで、友達に何かされても先生から何を言われても

あまり分からないのではないかな?と思って不安や心配があって・・・

親としてはきっとちょっと複雑だったと思う。

 

でもそんな中でも時々聴いていたのは・・・

ときどき独り言で「おっ?」と思う出来事があるそうなんです。

 

自宅でコタツのそばに犬がいたのですが、

子どもが近づくとパッと走ってへ離れてしまったときに・・・

その子はポツリと

「〇〇(ペットの名前)行っちゃった」

「私・・・嫌われているのかな」って言ったりしたときには

 

「あーー感じてる。わかってる」

感情が薄いわけではないんだ・・・と感じていたし・・・

きっとこれから・・・とも思ったそう・・・

 

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その子をずーーーっと見てきて成長を見てくると・・・

悲しさの中から怒りを何度も爆発させること多数・・・

そこから楽しい、嬉しい。

口では何だか感情がこもってないような言い方だけど・・・

微妙に表情がそこを物語っていたりして・・・

そんな経過を辿りながら・・・だんだん大人になっていく・・・

「ちょうだい」って言っても無視・・・

自分しかなかったそんな子も・・・

悲しくて真横で泣いている子を横目に

動画を見ながら笑ってる子も・・・

小さな子どもの声が嫌で聞こえてきたら嫌で嫌で

遠くにいるその子を走って叩きに行っているような子も・・・

だんだんねーーー経験でねーーー

「ちょうだい」に嫌そうだけど・・・「はい」って・・・

悲しくて泣いてる子に横でちょっと頭に手を乗せて・・・

小さな子どもの叫び声に

「うーーー」って我慢して耳をふさいで離れてく・・・

中にはねーーー人になんて全く興味がなかったのに

「コーヒー出してあげて」って言ったら・・・

ちらっと見て・・・

まあーーービックリするほどなみなみとついできて・・・

接待してくれたり・・・

「この子達は感情が薄い」「この子達は自分だけ・・・」

そう言われてきたのに・・・そんなことないない・・・

できるんです・・・感情豊かで温かいんです。

 

私は、そんな現場を見ながら・・・その子の親たちと

「できるできる」「大人になってる」「成長してる」って・・・

いつもニヤ二ヤしているのです。