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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

「障害」~人のとらえ方[かわいそう~]

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人の発想って面白い
リンゴを見せて・・・
「これはリンゴ」と思う人

「赤い丸い」と思う人
「トマトかな?」と思う人

「いや・・・梨だよ」と思う人

どこからその発想が生まれてくるのか?
と思いがちですが・・・


「障害」に関わることも捉え方はそれぞれです。


中には・・・かわいそうという捉え方から、
いろいろな考えや行動を起こす人がいます。

かわいそうだから、
何とかしたいと思う人。

かわいそうだから、
生きていない方が
良いのではないかと思う人。

かわいそうだけど、
自分には関係ないと思う人。

かわいそうだけど、
関わり方がわからないから、
関わらない人。

かわいそうだから、
仕方ないと何でも許してしまう人。

いろいろな方向に分かれていきますよね。

解釈は同じなのに、
「考え方」で行動が変わりますよね。

それは私たちのそれぞれの表現だからです。

想いは一緒だとしても、
行動は、それぞれが違うのです。

そして、
まず・・・この「かわいそう」という解釈だからこそ、
間違った方向に行ってしまうのではないでしょうか?

それは、
「かわいそう」だから
世の中からいなくなった方がいいと思っている人と、
「かわいそう」だから、
何でもしてあげようと思う人と、
私の中ではどちらも???です。

それはなぜか?

まず最初に「かわいそう」と思っているところが
同じであり

そこが、間違いだからです。

このことは、
チョット語ったくらいでは伝えきれない
大きな課題です。

ですから、ここでは問題提起鹿できないのですが・・・

 

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2016年、相模原の事件があって、

私は「彼らがいていい理由」ではなく、
「彼らがいなければならない理由」を考えています。

きちんとした文章にはならないにしても、
少しずつではありますが、
整理しています。

あの事件では、まさに
「かわいそう」だから殺したと
いわんばかりの発言もありました。

また、この「かわいそう」で、親が子を殺す時にもあります。

実際に福岡でもありました。

「障害」児・者を
なぜ、「かわいそう」とひとくくりに
決めつけるのだろうか?と思います

私から見たら、
彼らは「かわいそう」でもないし、
毎日楽しく過ごしている人の方が多いなと感じます。

なのに、決めつける人が多いのはなぜか?

それは、彼らを知らないからです。

そして、自分と比べるからです。
自分と比べて「かわいそう」と思うのでしょうね。

「かわいそう」という見方で、本当の彼らを知ろうとせず、
「かわいそう」だからという理由で
それぞれに行動を起こしているのです。

では、そういう人たちに、
最初から「かわいそう」じゃないよと言っても
理解しにくい訳です。

だって知らないからです。

「かわいそう」ではなく、
世の中に必要ない人等いないってことを、
彼らを知らない人にも
知っていただきたいと思っています。

正当な理由を言ったり、
法律をかざしたりしても駄目だと思います。

彼らがいなければならない理由。

それは、
「かわいそうではない」という
証明でもあると思います。

彼らと接するのは、
誰でもできるはずなのです。

だって小中学校では支援学級は急増なのですから

(ここも問題ですが・・・)

誰かが誰かを思いやる。
ちょっと相手の事を考える。

その時、困っているようであれば、お手伝いする。

それは、どんな人にとっても
お互いさまの世界で当たり前だと思うのですが・・・

(人の当たり前と自分の当たり前は

絶望的に違いますからねーーー)

「障害」があるからと、
特別なことではないと言うことです。

彼らがおもしろいことをしていたら、
一緒に笑えばいい。

彼らが、何も困っていないのだったら、
別に気にしなくていいのです。

目に見えている「障害」だからこそ、
気になって、
何か特別なことをしようとするから、
自分と比べて「かわいそう」と
思ってしまうのかもしれません。

もし、あなたが「障害」児・者の支援者で、
そばに「かわいそう」と発言したり思う人がいたとしたら、
「どこがかわいそうなの?」
と聞いてみてください。

そこからまず会話を始めてみてください。
その人の思っていることが、
現実と違うようでしたら、
「本当は・・・」と
話してみてください。

そこから、変わる何かがあると思います。

あなたから、身近な一人の人を
変えていくことをしませんか?
「かわいそうって思っていたのは、
自分の考え方が・・・」
と気づいていただける一歩を

与える側になれるそんな自分をつくっていきませんか?