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perfection of mind ~自心に究極の輝きを~

生まれ育った地域の中で、「障害」児・者が共に生き、学び、育ち、それぞれが尊重され、誰もが、幸せを感じイキイキ活動できる地域になることを目指し活動して行(生)きます。

ダウン症の人のホントの特性って?

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「障害」児・者に関わっていく中で
よくダウン症の方に関わることもあります。
最近も事業所の方で「問題行動」って悩んでいる
事業所から依頼があり支援に入っています。

ダウン症の人は、
人づきあいが苦手なのかというと、
表面ではそうは思えないような、
明るい方が多くいらっしゃいます。

いつも笑顔で、
ご自身から
相手の人を楽しませる
人も多いですよね?

でも・・・年齢を重ねるごとに、
ダウン症の人たちは、
うつ的になることもあり、
家から出ることができなくなったり、
ふっくらしていた人が
急激に痩せたりすることもあります。
このギャップを
色々な研究をしている方から
さまざまな
見解が出てき始めているようです。

そんな中・・事業所で
悩み多き支援者のみなさんと
お話しさせていただいたときに、
うつ的になる人には、
人間関係の辛さを訴えられています。

人づきあいがうまく行かず、
もともと明るかった人が、
そうではなくなったりしています。

人からどう思われるかな?と思ってしまったり、
もっともっと、人の期待に応えなければならないと思ったり、
今までできていたことを維持しようとしたり、
にこやかにしていないとだめだと思ったり、
人前では自分自身を出せなかったり。

私自身が、
いろいろな人との関わりの中で、
見えてきたのは、
自分自身を奮い立たせていたり、
人に良く思われる自分を
演じているような人が、
ある日突然、
緊張の糸が切れたかのように、
心が沈んでいく感じもあります。

真面目だったり、
生活そのものがきちっとしている人でも、
そのことが自分の本意ではなく、
努力に努力を重ねているような人だと、
そのような傾向があるように感じます。

さて、ダウン症の人はどうかというと、
人を楽しませることをする人が多く、
彼らは、人と接するのが好きと
答える傾向が強いと思いますが、
その答えこそが、人に合わせているとしたら、
どうでしょうか?

ある日を境に、
家にこもるダウン症の人たちは、
人づきあいの中で、相手が喜ぶように
演じていたのではないか?とも思えるのです。

笑えばかわいらしい人も多く、
まわりの要求も高くなり、
人の期待の言葉に、
相手が喜ぶようなパフォーマンスをする人も
少なくないのではないでしょうか?

そして、心臓疾患など、
身体の調子の悪さも言葉で表現できない場合もあります。

そんな時も周りに合わせている人も
いるのではないでしょうか?

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本人のパフォーマンス性のある行動と

まわりの期待と、
そんな人間関係のはざまにいて、
ふと、ご自身で、その状況に気づいた時に、
「あれ?」って・・・

うつ的になったり、
自傷行為が始まったり、
事業所を休み始めたり、
部屋からでられなくなったり、
お風呂に入らないなどずぼらになったり
年齢のせいにしたり、
ダウン症だから青年期はこうなるのかな?

年齢は加速するって聞くし・・・

ある一定の年齢から+10~+30にもなるとも聞く・・・

からだと思ったり、
ある意味、勝手に「そういうことなのだ」と、
思っていたのかもしれません。

ホントは・・・もしかして、
もともと人づきあいが苦手だったのかも?
もちろん、楽しんでいるのは、楽しむとして、
覆ったより疲れることがあるかもしれない
と、考えると、
合点がいく人もいるのです。

ダウン症の人でなくても、
人前では、はじけるような姿を見せて、
人がいない所では、
ひとり静かにして調整している人もいます。

ダウン症の人は、
ご自身の心地よさや嫌なことを
言葉に言い表せない可能性もあります。

そんな表情を垣間見せる子も多くいます。

私は気持ちが聞き取れる支援者でありたいのです。

ダウン症の人のイメージ先行は、
その人にとっては、もしかしたら負担かもしれないのです。

彼らに、もし負担になっているようであれば、
人前で楽しげにしているだけではない、
本来の自分の心地よい過ごし方をしてほしいですね。

そこを理解できれば、大人になって、
急激なマイナス的な変化をすることが
減るかもしれませんね・・・
もしかいたらストレスの減少によって、
さまざまなことへの急激な変化を
緩やかにもできるのかもしれません。
彼らダウン症の人たちが
自分自身のことを表現する困難性を
私達支援者が、知らないかもしれないそう感じながら

これからの支援を
考えるきっかけになっていったらいいなーーー

と思います。

常に

「彼らのことは私はわかっていない、

理解できていない」

そう思いながら・・・

これからもしっかりと見つめる目。

観察力、洞察力を養っていきたいと思っています。